ギャグ漫画好きにおすすめ!「こち亀」の感想とおすすめポイントについて紹介

  • 2021年2月14日
  • 2021年2月21日
  • 漫画

”出典:こちら葛飾区亀有公園前派出所 200 特装版 40周年記念/秋元 治 集英社の本 公式Ⓒ 集英社の本 | コミックス~書籍~雑誌の公式情報と試し読みⒸ http://books.shueisha.co.jp/index.html “

原作者は秋本治さんで、週刊少年ジャンプに掲載され、1996年にテレビアニメ化もされました。
この漫画は1976年から2016年まで連載され、最も発行巻数が多い単一漫画として、ギネス世界記録に認定されたほど。
長年にわたり老若男女に知られている作品「こちら葛飾区亀有公園前派出所(以降こち亀と表記)」について、おすすめポイントを紹介していきます。

こちら葛飾区亀有公園前派出所.com

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こち亀のあらすじ

亀有公園前派出所で警察官として勤務する主人公の両津勘吉は、交番勤務の警察官として地域住民が困っていたら要望に応じて助け、時には子供たちの輪の中に入り仲間として接して、不満がないような警察官人生を歩んでいた。

ところが、「お金」が絡むとまるで人が変わったかのように豹変し、拳銃をぶっ放なし、暴力的な一面を見せつけ、相手を圧倒するほどの力を見せつけることも。

両津のこの言動に手を焼いていた上司の大原大次郎は、常にヒヤヒヤし心が休まらず、両津に厳しく指導するも、あまり効果が見られず頭を抱える日々を送っていた。

そんな中、新人として中川圭一と秋本麗子(ミドルネームはカトリーヌ)が亀有公園前派出所のメンバーとなり、両津の「天下」が崩れ、ひと悶着しながらも新しい環境下で早くも両津はなじんだ。

やがて両津を巻き込み様々な輩が事件を起こし、その一部と両津は奇妙な縁で結ばれ、人脈を築いていく。

こち亀は巻き起こる笑いと時には涙ありの日々を両津勘吉という「漢」が作っていく物語である。

主要な登場人物とみどころを紹介

みどころは大きく分けて2つあります。

1つ目は両津勘吉が何をやらかしてしまうのか、展開がハンパないところです。
お金儲けに手段を択ばない両津は警察官らしくない言動で相手を脅し、責任を相手に押し付けお金を手に入れる、まず令和では考えられない展開が漫画の内容にたくさん詰まっています。
時にはお金儲けに失敗し、その責任の度合いは今でいうところの懲戒免職モノです。

2つ目は両津勘吉はやるときはやる男だというところです。
1つ目とは異なりますが、どちらかと言えばヒーローになりそうな展開でしょうか。
例えば、普通の警察官では太刀打ちできない銀行強盗犯がいて、両津なら単独で強行突破して力業で解決するほど。
時には両津の人脈を活かして応援を頼み、事件を解決に導くほどやるときはやります。
両津がいなければ解決できなかった事件、もしくは解決に時間がかかっていたことでしょう。

少し紹介しましたが、両津勘吉、大原大次郎、中川圭一、秋本麗子の4人がこち亀ではメインキャラクターなので、覚えておきましょう。

読んだ感想について

こち亀は連載開始されたのが昭和の時代でしたので、読んでいくと今では想像もできないような展開がたくさんあったように感じました。
例えば、警察官の管轄で「やりたくない案件」を境界線となる川で押し問答していたこととか。

個人差がありますが、200巻もあるこち亀の中のエピソードには、思わず吹き出してしまうほど笑ってしまう場面が必ずありますよ。
でも両津みたいな警察官が令和の時代にいれば、ある意味「諸刃の剣」ですね。

SNSで警察社会の悪いところを破壊できる期待もあれば、警察官の面汚しとして晒され警察官を続けていくのが困難になるというメリットとデメリットがあるので、そう考えると難しいですね。
とはいっても両津のような人間でなければ解決できない凶悪事件があるわけで、両津がヒーローになりえるのはこういった時だけだと思いました。

おすすめ漫画「こち亀」のまとめ

”出典:集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイトⒸ #こち亀|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイトⒸ https://www.shonenjump.com/j/index.html ”

ここまで、おすすめの漫画「こち亀」について紹介してきました。
こちらの作品は単行本では全200巻でようやく完結しました。
ちなみに記念すべき200巻目はほかの巻と比べてボリューム感がすごいです。

警察官を題材にした漫画と言えば、正直言ってこち亀しかないと思います。
200巻はとてつもない量ですが、時間が許すなら1巻からじっくり読んでみたいものです。

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