ワンピースにおいて初期から登場し、物語の終盤を迎える今も重要な人物であるシャンクス。
ストーリーを追っていくにつれてシャンクスについての謎も増えてきている。
今回はシャンクスについての情報や謎について考察してみた。
シャンクスとは?
シャンクスとはルフィが海賊になるきっかけを作った男で、四皇の一人である。
懸賞金は40億4890万と今生きている海賊の中では3番目に高く、五老星から暴れられたら手に負えないと言われたり、白ひげにお前ほどの男と言われたりするほどの実力を持っている。
ルフィの麦わら帽子はシャンクスから貰ったもので、ロジャーも昔麦わら帽子をかぶっていたことから、ロジャーがシャンクスへ渡し、その後ルフィに渡したと考えられる。
シャンクスはとにかく謎が多い
なぜ赤髪海賊団は東の海(イーストブルー)に来て、フーシャ村に何年も停泊していたのか。
そして、シャンクスたちは北に用があると言っていた。
ワンピースマガジンにて世界地図が公開され、フーシャ村の北にはヨツバ諸島という大きな島が存在していた。
作者である尾田さんの初期構想から描かれていることから、重要な島かもしれない。
ロジャーも最後の島の一つ手前にある水先星島(ロードスター島)に到着した後にもう一度航海をやり直していた。
シャンクスもその域に到達しており、もう一歩のところでラフテルに辿り着けるのではないかと考えられる。
しかし、新世界でカイドウと小競り合いを起こした後に、すぐレッドラインを越えてマリンフォードに来たり、センゴクに信頼されていたり、海賊だが世界政府の五老星と会って話したりと、ルフィの味方なのか敵なのかも分からないほど謎である。
シャンクスは天竜人説
謎だらけのシャンクスには様々な説が唱えられており、天竜人だったという説も出ている。
ゴッドバレー事件がその説の根拠となっている。ロジャーとレイリーはモモの助と日和が赤ちゃんの頃、赤ん坊なんて久しぶりだと言っていた。
過去にもモモの助のようにロジャー海賊団に赤ん坊が乗っていたことになる。そして、ゴッドバレーは38年前の出来事で、シャンクスは現在39歳である。
そうするとゴッドバレーのとき、シャンクスは1歳だったことが分かる。
ゴッドバレーには天竜人がいて、そこには赤ん坊であるシャンクスもいて、ロックスに襲われたときにロジャーとガープに助けられたが、ガープは天竜人が嫌いだったためロジャーが引き受けたのではないかと考えられる。
そうなると、ロジャーが捕まった後のガープに対しての、俺の子を頼んだというセリフには、俺はゴッドバレーのとき赤ん坊であるシャンクスを引き受けたので、今度はお前がやってくれという意味だったのかもしれない。
そして天竜人であったドフラミンゴとシャンクスの好物が同じであることからも天竜人だったのではないかと予想される。この考察が合っていると、天竜人嫌いのガープでさえ赤ん坊なら助ける意味も納得できる。
それだけでなく簡単にレッドラインを越えたり、センゴクに信頼されたり、五老星と会って話したりなどの謎が回収される。ロジャーがラフテルに辿り着いた後にシャンクスと会話した際に、シャンクスが泣いていたことについては、自分の一族である天竜人の存在や過去を知ったことが理由かもしれない。
このようにシャンクスが天竜人である根拠や天竜人であると回収される謎も多く存在する。
結局は謎が多いシャンクスに今後も注目するべし
五老星と会った際にシャンクスが言っていたある海賊とは誰なのかは、これまでの仮説や考察が合っていても解消されない。
考えられる海賊はシャンクス以外の四皇、超新星、元王下七武海などたくさんいる。
扉絵ではバルトロメオが赤髪海賊団の海賊旗を燃やしていたことからも麦わらの一味の子分たちの可能性もある。また、なぜバルトロメオは赤髪海賊団の海賊旗を燃やしていたのかも謎である。
このように初期から登場していて人気も高い人物だが、何を目指しているのか、ワンピースの世界や歴史などどこまで知っているのか、最終的にはルフィ側になるのか今後注目するべきところがたくさん存在する。
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