『終末のワルキューレ』とは、人類存続を賭けた神VS人類のタイマンバトル格闘漫画である。
１,０００年に一度開かれる「人類存続会議」で、進歩しない人類を神達は見限り終末を与えようとしていたが、戦乙女（ワルキューレ）の長女ブリュンヒルデがその会議に待ったをかける。
そして神VS人類による人類存続をかけた最終闘争（ラグナロク）が開戦することになる。
釈迦とは？
仏教を始めた人物であり、人から神になった凄い存在でもある。
見た目は、サンダルにタンクトップ、サングラスにピアスなど、ほんとにあのお釈迦様なの？と思いたくなるような見た目をしており、どう見てもチャラい、チャラいというかヤンキーのような印象が強い。
釈迦は、煩悩に喘ぐ人間を救う目的があり、家や家族や煩悩、感情を捨て、真理を追い求めていたという。
独りで歩み続け、真理に達し、人々に道を示し仏として散る。
そして釈迦は神々から「人類史上最強のドラ息子」と呼ばれるようになり、人間からは敬意を込めて釈迦と呼ばれるようになった。
釈迦は神なのにどうして人類側に？
元々釈迦は、神側の代表戦士として戦う予定であったが、釈迦は人類側で戦うことになる。
北欧神話の神「ロキ」は、人類側が戦乙女（ワルキューレ）の力だけで神達とここまで対等に戦えることに違和感を感じ、神器錬成によって神器の強さを可能にする方法が『一蓮托生』であり、それが仏教の教えであることから、ロキに裏切り者ではないか？と疑われる。
釈迦は疑われてもそれを否定することはせず、最終的には人類側で戦うという暴挙にでる釈迦。
釈迦は元々人間から神になっていることから、人間側についたことも考えられる。
第４戦目で戦ったヘラクレスも元々人間から神になっており、ヘラクレスは神代表となったからには神側として戦うが、勝った上で人類存続を訴えたいと言っている。
ヘラクレスのように人類を見捨てたくない気持ちから釈迦が人類側で参戦した可能性も考えらる。
また釈迦は人々に道を示す存在として神になったので、神側で戦うことは人類を滅ぼすことになり、それは人々に道を示すことにはならない、だから人類側で戦うことで人々に道を示しているのかもしれない。
色々考察はありますが、釈迦は「天上天下唯我独尊」の性格から何を考えているのか読めないので、本心は釈迦にしかわからない。
今後の本作のストーリーが進めば、釈迦の思惑がわかってくるはずなので、今後の展開が見逃せない。
釈迦の対戦相手は『零福』
釈迦の対戦相手は『零福』である。
零福とは神の処刑執行人である七福神達が合体した姿である。
元々七福神は零福の身や精神を分けた姿であり、本来の姿が零福とらしい。
本来の零福は温厚な性格で、人間が好きな神であり、人々の不幸を吸い取ることで人々を助けていたが、不幸を吸い取り過ぎて体はボロボロになり、過去に助けた人間達が堕落する姿を目の当たりにし、こんなはずではなかったと落胆する。
そんな時、自分の理想を叶えている人間だった「釈迦」を見て、憎しみや憎悪が増し、危険を察知し７体の神に分かれたのが七福神だと言う。
零福と釈迦の過去にこんなエピソードがあったが、釈迦自身は零福のことを覚えておらず、零福だけが勝手に恨んでいるようだ。
零福の強さや、能力に関してはこの記事を作成中の現在ではまだ描かれてはいないのでなんとも言えないが、今まで登場した神側の代表戦士が全員強いことからかなりの強さがあると考えられる。
釈迦の強さは未知数
まだ零福との戦いが始まったばかりなので、釈迦の強さは未知数である。
しかし、ロキや七福神と戦闘になりそうにながらも余裕の立ち振る舞いを見るとかなり強いことはわかる。
また釈迦の独断で人類側についた釈迦だが、本来は神代表として選ばていることから神の中でも強い存在ということもわかるのではないだろうか。
零福との戦いがまだ序盤であるが、零福相手でも余裕を見せている釈迦は神の中でもトップレベルの強さがあるのではないだろうか？
個人的な見解だが、ゼウス、オーディンよりは劣るが、他の神よりは強いと考えている。
人類側勝利のカギは釈迦？
ここからはあくまで予想になってしまうが、今後のラグナロクの戦いで人類側が勝利する為も鍵を握っているのは釈迦なのではないか？と思っている。
戦乙女（ワルキューレ）長女ブリュンヒルデに「一蓮托生」を教えたのが釈迦だとすると、人類が神に対抗する手段を知っていたのは釈迦であることがわかる。
釈迦が人間側についたと神側にもわかってしまった今、大々的に釈迦が人類側に加担できるので、「一蓮托生」以外の人類が神に対抗できる強力な何かをまだ隠し持っている可能性が高いと考えている。
仏教の教えにヒントがあるのは間違いない。
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