『チェンソーマン』早川アキの相棒!無気力系男の娘な見た目が可愛い、天使の悪魔ことエンジェルの魅力を徹底解剖

藤本タツキの『チェンソーマン』には強くておっかない女性陣が大勢登場するが、見た目だけならヒロインに負けない可愛さを誇る、天使の悪魔にも注目してほしい。
姫野亡き後アキの相棒に昇格したエンジェルの魅力とはなんだろうか?

今回は天使の悪魔の過去や能力、アキとの関係を掘り下げていきたい。

『チェンソーマン』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト

姫野亡き後のアキの相棒、天使の悪魔とは?

“出典:『チェンソーマン』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイトⒸ https://www.shonenjump.com/j/rensai/chainsaw.html”

天使の悪魔ことエンジェルは、サムライソード襲撃後、公安退魔4課の人員不足を解消する為にマキマが連れてきた新メンバーだ。

美少女にも見える中性的な外見を黒スーツに包み、常に気だるそうな態度を崩さない。性格は怠惰で労働意欲はまるでない。しかし本気を出せば岸辺の次に強いとマキマにお墨付きをもらっており、秘めたる実力は侮りがたい。

エンジェルの言動は掴み所がなく、人間の苦しみを望む一方で天使らしい慈愛も注いでいる。そもそも天使とは人間に試練と救済を同時に与える存在なので、エンジェルの行動も理にかなってはいる。

エンジェルは自分に触れた人間の寿命を吸い取る性質を持っており、彼を救出したアキも寿命をとられてしまった。しかし我が身を顧みず手をさしのべた行動が心を打ち、エンジェルはアキを相棒として認めたのである。

寿命を消費して最強の兵器を作り出す、エンジェルの恐るべき能力

エンジェルの能力は先述した接触者の寿命を吸い取るものと、その寿命で様々な武器や兵器を製造する二種が挙げられる。他、背中に生えた翼を盾にして攻撃を防ぐのも可能だ。

レゼにとどめをさした時は天使の槍を使い、終盤マキマに操られた時は、なんと寿命1000年分を消費して巨大な兵器を呼び出した。

その後消息は不明だが、いくらエンジェルといえど寿命1000年分を払ったら無事で済みそうにない。

マキマの野望の道具にされた、エンジェルの悲痛な過去

『チェンソーマン』に登場する魔人の多くは悪魔だった頃の記憶を失っている。地獄での体験も殆ど覚えていないが、「死ぬ前にチェンソーのエンジンの唸りを聞いた」と皆証言しており、これはエンジェルも同様だ。

実はエンジェルは支配の悪魔・マキマによって、過去の記憶を封じられていた。

結論からいうと、彼はパワーと同じく公安に保護された野良の魔人だった。もともとは外国の漁村で気のいい人々と交わり、海に潜っては楽しく暮らしていた。大らかな村人たちはエンジェルを快く受け入れ、淡い想いを寄せる少女もいた。

ところが、そんな彼の前にマキマが現れる。
マキマの力で支配されたエンジェルは、仲睦まじかった村人たちを虐殺して回り、寿命を全部吸い取ってしまった。

マキマへ直談判に行くアキに付き添ったエンジェルは、眼前でアキが傀儡にさせるのを目の当たりにするや、全てを思い出してマキマに立ち向かっていく。

しかし支配の悪魔には力及ばず、彼女に操られてしまうのだった。

そんな理不尽な仕打ち続きのエンジェルだが、終盤にてチェンソーマンの眷属だった事実が明かされる。他にサメの魔人ビームもチェンソーマンの眷属の可能性が高く、第2部での伏線回収や再登場が待たれるところだ。

アキに新しい刀をプレゼント!おちゃめな一面も?

アキとエンジェルの絆を象徴するエピソードとして挙げておきたいのが、エンジェルが作った刀だ。
アキが以前使っていた刀は戦闘中に破壊されてしまった為、エンジェルがわざわざ寿命を消費して新品を作ってやったのだ。

なおアキはエンジェルとバディ結成の際に、煙草をゴミ箱に投げ込んでいる。
これは殉職した前相棒・姫野への未練に一区切り付け、エンジェルと再出発する意思表明かもしれない。

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