「転生したらスライムだった件」/5巻 終戦と大同盟 ネタバレ

「転生したらスライムだった件」月刊シリウスコミック公式

「転スラ」4巻のネタバレレビュー

登場人物の紹介

リムル・テンペスト
元は三上悟(みかみさとる)と言う人間だったが、通り魔に包丁で刺され死んでしまうが、異世界転生し”スライム”として生まれ変わった。強力なスキルを所持し、今は魔物の村の主として村を収める。

紅丸(ベニマル)
”鬼人”族のリーダー。オークによって滅ぼされたオーガ族の生き残り。リムルの配下として仲間に加わる。

トレイニー
森の管理者と呼ばれる”樹妖精”(ドライアド)。ジュラの大森林の管理者であり、リムルに”豚頭帝”(オークロード)の討伐を要請する。

ガビル
”蜥蜴人間族”(リザードマン)の首領の息子であり戦士長。”ゲルミュッド”と名乗る謎の人物から名を貰う。

豚頭帝(オークロード)
オーク族の長。飢餓で倒れている所をゲルミュッドに目をつけられ名を貰い、”豚頭帝”(オークロード)と進化している。常に飢餓状態が付きまとう。

「転生したらスライムだった件」5巻各話あらすじ ※ネタバレあります

第23話 オーク・ディザスター

”豚頭帝”(オークロード)と対面したリムル達の前に”ゲルミュッド”と名乗る魔人が現れる。どうやら計画がうまく進んでおらずイライラしている様子。オークロードに早く”魔王”に進化しろと言うが、オークロードは理解ができていない。

ガビルがゲルミュッドに声をかけるとゲルミュッドは”死者之行進演舞”(デスマーチダンス)と言う技で攻撃を仕掛け、オークロードにガビルを食べるように命令するが、リムルが攻撃を受けガビルは無事だった。

ベニマル、ハクロウ、シオン、ソウエイがゲルミュッドと戦うが、ゲルミュッドは歯が立たず、オークロードに助けるように命令する。するとオークロードはゲルミュッドの頭を切り落とし食べてしまう。

魔人であるゲルミュッドを食べたことで、オークロードから”豚頭魔王”(オークディザスター)へと進化を遂げるのであった…

第24話 心服の魔王

新たな魔王”豚頭魔王”(オークディザスター)は”ゲルド”と名乗る。鬼人族とランガで最大限の攻撃を繰り出すが、オークディザスターはスキル”自己再生”(じこさいせい)、”飢餓者”(うえるもの)を使い自分の腕を食べることで、攻撃を凌ぐことができた。

即死させる位の攻撃を与えなければオークディザスターを倒すことができそうにない。

リムルは”任せろ”と言いオークディザスターに立ち向かう。ユニークスキル”大賢者”に主導権を一任させ、オークディザスターを倒そうと試みるリムルであった…

第25話 全てを喰らう者

主導権を”大賢者”に一任することでより効果的な攻撃、軽快な身のかわしをすることができるようになったリムル。緊迫した戦いが続くが、リムルはオークディザスターに掴まってしまう。

しかし、”大賢者”はわざと掴まっていたようで油断した所を”炎化爆獄陣”(フレアサークル)をオークディザスターに放つ。オークディザスターは炎の耐性が無いことからスライムの粘性で燃え尽きるまで抑えることができれば勝利のはずだったが、オークディザスターは”炎熱攻撃耐性”を獲得したことで”大賢者”の攻撃は無駄に終わる。

ここでリムル本体と主導権を交代し、”捕食者”を使いオークディザスターを捕食するリムル。捕食していると”豚頭魔王”ゲルドの思念がリムルに流れ込んでくる。今回の全ての罪も捕食することを魔王ゲルドに約束し、オークディザスターを捕食することに成功する。そしてリムル達は戦いに勝利したのであった。

その後、”樹妖精”(ドライアド)のトレイニーが現れ、この事態の収束に向けた話し合いをすることになるのであった…

第26話 ジュラの森大同盟

話し合い当日、リムル達は鬼人達と出席、リザードマンは首領と親衛隊とその副長、ガビルが集めたゴブリンが数名、オークからは10名、ドライアドはトレイニーが出席した。ちなみにガビルは反逆罪で連行された模様。

議長を任せられたリムルは、オーク達に罪を問うつもりは無いと明言する。大飢饉による飢えと、魔人ゲルミュッドが関係していたこと、でも侵略行為は許される行為ではないが今のオーク族にそれを賠償できる程の蓄えも無いことを理由に述べる。そして魔王ゲルドとの約束でリムルは罪を全て引き受けると言う。

ベニマルは、魔物の共通するルールとして”弱肉強食”を挙げ、立ち向かった時点で覚悟ができていると言うことからリムルの言うことに賛同する。他の種族達もリムルがこの戦いを終息に導いたことから異論を唱える者はいなかった。

しかしオークの数は戦いで減ったとしても15万という数がいる。そこでリムルはある提案をする。ジュラの森で各種族間で大同盟を結ぶと言う提案だ。

オークは各地で労働力を、その見返りに住む場所と食べる物を提供し、最終的には”他種族共生国家”(たしゅぞくきょうせいこっか)を作れたらとリムルは提案する。

それを聞いた話し合い参加者は賛成し、ジュラの森大同盟が結ばれ、リムルはその盟主となることになるのであった…

第27話 安らげる場所

さっそくリムルはオーク15万人の名付けをすることになる。魔王ゲルドの側近にいたオークに”ゲルド”の名を授けた。

一方ガビルは牢に幽閉されていた。ガビルは反逆者として死罪になることを覚悟していた。しかし判決は破門となり、二度とリザードマンの名を語らずにこの場を去ることをリザードマン首領はガビルに命じる。

リザードマン首領はガビルに”水渦槍”(ボルテクススピア)を渡す、そしてガビルを慕うリザードマン達と共にリムルの町を目指すのであった。

時が経ち、ゲルドは”オークキング”となり仕事をバリバリこなしているようだ。オーク達の働きのおかげで全員が住める家ができ、ようやく1万の魔物が住む町ができたのであった…

6巻に続く…

「転スラ」6巻のネタバレレビュー

「転生したらスライムだった件」5巻を読んだ感想

”豚頭魔王”(オークディザスター)との戦いは見所が満載でとても面白かったと思います。特に”大賢者”に主導権を任せて戦う展開は全く予想もしていなかったので面白いことを考える作者だなって関心してしまいました(笑)

そして鬼人達の必殺技みたいなのも見れて戦闘シーンはどれもカッコよかったと思います!

ちょっと魔王ゲルドは可哀そうに思えましたが、この想いもリムルが全て引き受けたって言う展開がすごく胸が熱くなりました。

最後なんかはジュラの森大同盟の領主になってしまったリムルですが、これからは規模と言うかスケールが大きな争いとか揉め事が増えそうな予感がして6巻以降が楽しみです!

まとめ

以上、「転スラ」5巻のネタバレレビューでした。戦闘シーンはカッコイイし、女の子のキャラは可愛いし、イケメンも多いので是非!漫画やアニメで転スラの世界を堪能してみて下さい!

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