『ワンピース』ロックス海賊団の船長ロックスはなぜ世界の王を目指したのか?ロックス海賊団について考察

ワンピースにおいて最強の海賊はロジャーであるが、その前の時代ではロックス海賊団が最強と呼ばれていた。

そこでロックスや他のメンバーについて知っていることを考察していく。

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ロックス海賊団とは?

ロックス海賊団とは大昔に海賊島ハチノスにて一つの儲け話によって集められた集団で、仲間割れが絶えない凶暴な一味だったとされている。

ロックス海賊団の船長はロックス・D・ジーベックと、Dを名に持ち、世界の王を目指していた。

しかし、世界の禁忌(タブー)に触れ過ぎたためにロックスについての情報は世界政府によってもみ消されており、一部の海兵の記憶にしかないと言われている。

ロックス海賊団についてわかっていること

公開されている事実として、海賊島ハチノスで儲け話によって集められ、ロックス以外のメンバーには白ひげやビッグマム、シキ、キャプテン・ジョン、王直、銀斧、見習いとしてカイドウがいて、38年前にゴッドバレーという島でロジャーとガープによって壊滅させられたことぐらいで謎が多い。

受け継がれる意志

ロジャーの意志がシャンクス、ルフィへと受け継がれているように、恐らくロックスの意志は黒ひげが受け継いでいると考えられる。

ロックスと黒ひげの縄張りにしている島が一緒であり、黒ひげ海賊団の船の名前がサーベルオブジーベック号と、ジーベックの名がついていることからロックスを意識している部分がある。

しかし、白ひげが黒ひげに対してロジャーの待っている男は少なくともお前ではないと言っていることから、ロックスもまた世界が待っていた男ではなかったのかもしれない。

ロックス海賊団の強さの秘密はデービーバックファイト

なぜロックスは実力が高く、仲間割れが起きるような我が強いメンバーを集めて仲間にすることができたのか。

それはデービーバックファイトが関係している可能性が高い。

デービーバックファイトとは決闘などをして勝った方は負けた方のメンバーの誰か一人を仲間にできるというゲームで、麦わらの一味もフォクシー海賊団を相手に行っている。

その時にロビンが海賊の楽園である海賊島で生まれたゲームと言っており、黒ひげは海賊島ハチノスについて海賊達の楽園と言っていた。

これらから、ロビンの言っていた海賊島とはハチノスのことで、そこでロックスはある儲け話を使って、たくさんの海賊を集めた後に、そこでデービーバックファイトを行い、強い仲間を手に入れたと考えられる。

世界の王

それらを仮定とし、ここからはそれらを基に考察すると、その儲け話とは世界政府や天竜人が関係してくると思う。

センゴクがロックスのことを世界の王を目指していたと言っていた。

なぜ海賊であったはずのロックスについて海賊王と呼ばずに世界の王と呼んだのかは、ロックスは今の世界政府に代わる存在になりたかった。

世界の王になるためには世界政府を滅ぼして自分が支配するか、世界政府の上層部と血縁関係を結ぶしかない。

どちらにせよ世界政府の代わりになることは海賊にとって儲け話になると思う。

そしてその話を進めていくにつれて段々と世界政府の謎や世界政府が禁止していることなど、タブーに触れていき、その中でイムの存在に気付き、イムや一部の天竜人はゴッドバレーで生活していたと考えられる。

しかし、世界政府はイムの存在が明らかになったゴッドバレーやそれに関わったロックス、それらについての情報を消さなくてはならなかった。

そこで海兵であるガープと海賊王になりたかったロジャーはロックスが世界の王になることを阻止するために手を組んだと考えられる。

これらの考察が合っているならばガープが天竜人を助けたわけも見えてくる。

ロックスが世界の王になることを阻止したくロックスを倒そうとしたが、その時ロックスはゴッドバレーにいて、そこには天竜人もいた。

天竜人は嫌いだったがロックスを倒すという行為自体が天竜人を助けたと思う。だからセンゴクはガープについて、天竜人を助けたとは言わずに助けて“しまった”と言ったと考えられる。

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