
”出典:無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 無料漫画詳細 – 無料コミック ComicWalkerⒸ 無料漫画、おすすめ試し読みマンガ満載!|コミックウォーカーⒸ https://comic-walker.com/ ”
”無職転生~異世界行ったら本気出す~”を私が見始めたのはつい最近のことですが、今回紹介する「無職転生7巻」を読んで私はつい目頭を熱くしまうシーンがありました。
今回はそんな私が目頭を熱くしたシーンについて紹介して行きたいと思いますが、正直な気持ちを言うと実際に漫画本を購入して読んで頂きたい…!
この記事を最後まで読んで、漫画を読んで見たい!そう思った方は是非…!「無職転生~異世界行ったら本気出す~」を手に取り、自分の目で読んでいただくことを誓って欲しい…。※電子書籍でもOKです。
そんな気持ちを込めて、ここに書き記します。
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「無職転生」簡単なあらすじ
主人公は34歳無職ニート引きこもり。親が死んだのにも関わらず葬式にも出ず家でネット三昧していた。
それを見かねて親戚達が主人公の部屋に突撃、無事家から追い出されることになる。
お金も無い、仕事も無い、住む場所さえ無くなった主人公は「やりなおしたい…」そんな後悔をしながら雨の中路頭に迷う。
雨の中途方に暮れ歩いていると、目の前に高校生カップルが言い争いをしているのが目に映る。
そこに居眠り運転のトラックが高校生カップルに突っ込もうとするのを見て、勝手に体が動く主人公。
走馬灯のように、ロクな人生を送って来なかったことを思い出す。
「もう一度、人生やり直せたら…」
気付いたら主人公は赤ちゃんになっていた。
どうやらトラックに引かれ死んだ主人公は、前世の記憶を残したまま異世界で生まれ変わり、”ルーデウス・グレイラット”として新たな人生を歩むことになるのであった…
「無職転生」7巻ここにグッと来る

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「無職転生」7巻の簡単なあらすじ
主人公ルーデウスは、初めての友達であるシルフィエットと魔法大学に通うべく、5年間ボレアス・グレイラット家の令嬢エリス・ボレアス・グレイラットの家庭教師として働くことになったのだが、”フィットア領転移事件”魔力災害に巻き込まれ、ルーデウスとエリスは魔大陸に転移されてしまう。
ルーデウスとエリスは、徒歩で何年もかかる距離がある、アスラ王国フィットア領を目指すことになるのだが、魔大陸は恐ろしい魔物が沢山いる過酷な環境。
そんな中、「エリスだけは守る」とルーデウスは誓い、死に物狂いでアスラ王国を目指すルーデウス達。
”フィットア領転移事件”はルーデウスがいた城塞都市ロアだけでなく、ルーデウスの家族達が住む故郷にまで魔力災害による被害が及んでいた。
魔力災害により家族バラバラになってしまったグレイラット家。
ルーデウスの父パウロは、ルーデウスの妹ノルンを抱えバラバラになった家族を探すことになるのだが、約2年間バラバラになった家族の情報すら掴むことができなかった。
焦りと不安から、パウロは家族が死んでしまったのではないか…?
そう思うことから逃げる為に酒に逃げる毎日。
そこに現れた希望の光ルーデウスだったが、パウロの期待とは裏腹にルーデウスは家族の情報を何も知らない。
そしてパウロは約2年ぶりの再会だと言うのに、ルーデウスに当たり散らしてしまうのであった…
家族のピンチ、最悪な再会
家族がバラバラになり、一向に手がかりすら見つからないことに焦りと不安を感じるパウロ。
出来の良いルーデウスなら家族を探し出してくれると期待を胸に待ち続け、ルーデウスと出会うことができたが、ルーデウスは自分達が生きることで精一杯だった、自分達以外のことを考える余裕が無かった、そう言うルーデウスに当たり散らしてしまうパウロ。
ルーデウスは、約2年ぶりの再会に淡い期待をしていた。
自分が戻ったらみんなどんな顔で喜ぶかな?抱きしめてくれるかな?
そんな期待も一瞬で砕けるルーデウス、見違える程に瘦せこけたパウロに感動の再会なんて無く、バラバラになった家族のことのことを考えずに今まで何をしていたんだと問い詰められ、ルーデウスはキレてパウロに殴りかかる。
「おれだって一生懸命やって来たんだ、知らない場所で誰も知っている人がいない場所で…、とにかく帰らなきゃ、生きて帰らなきゃって…」
「それなのになんでわかってくれないんだ…」
こうしてルーデウスとパウロの関係にヒビが入ってしまった。
昔は冗談を言い合い、あんなに仲が良かった親子だったのに。
パウロは元冒険者パーティーのギースに会う。
ギースは、「ルーデウスは大人のおれ等がいつ死んでもおかしくない環境の中、子供なのにこうして必死に頑張って生き残って来た。」
「お前は11歳の子供に期待しすぎだ、ゼニスならどんな風に迎えただろうな…?」
そう言い残し、ギースは後を去る。
そしてパウロは自分の酷い顔を見て、自分は自分の息子になんて酷いことを言ったんだ…と後悔するのであった。
家族の絆、後悔を繰り返さない為の勇気
次の日、ルーデウスは前世の頃の夢を見る。
不登校になっていた頃に唯一の友人が、家に出向き学校に来いよ!と毎日のように家に来てくれていた苦い思い出。
宿の店主に叩き起こされ、朝ご飯を食べることになったルーデウスの前にパウロは浮かない顔でルーデウスに会いに来ていた。
昨日の今日で、パウロに酷いことを言われたことを思い出し、ルーデウスはパウロの顔を見る事ができない。
「なにしに来たんですか…?」
ルーデウスがそう言う。
「昨日のことを謝りに来た…」
パウロはそう言う。
ルーデウスはしどろもどろながら、昨日のことは謝る必要はないと話すが、それ以上に会話を続けることが苦しかった。
ふと思い出す。パウロと友達みたいに軽口叩いて笑いあった日のことを。
お互い謝罪したんだからもう前のように話せるはずなのになんでこんな空気が重い…、胃がきしむ…、話すのもしんどい…、痛い…、気持ち悪い…。
「もういらな」そう思いかけた時に店主が飲み物を持って来た。
店主が「詳しいことは知らないが、顔ぐらい見てやれ」と言い、ルーデウスはパウロの顔を見ると酷い顔をしていた。
前世で唯一の友人がせっかく来てくれたのに、八つ当たりし追い返してしまい、変なプライドから謝るに謝ることができなかったあの頃の一番情緒不安定だった頃の自分の顔にそっくりだった。
パウロと自分は同じか?いや違う、パウロは謝りに来ている。
友人に謝りに行けなくて関係を断ってしまったあの頃の自分とは違う、あの頃と同じ過ちを繰り返すのか?
”この世界では本気で生きると誓ったはずだ”
パウロとの関係はどんなことがあっても断ちたくない!
「父様、昨日のことは無かったことにしましょう」
そう言い、ルーデウスはパウロに抱きつくのであった。
パウロは泣き崩れ、「会いたかったんだよ…、ルディごめんよ…、ごめんな…」そうルーデウスに伝え、ルーデウスを強く抱きしめるのであった。
過去と同じ過ちを繰り返さないルーデウス、勇気を出して謝りに来たパウロにグッと来た

”出典:STORY | TVアニメ「無職転生 ~異世界行ったら本気だす」公式サイトⒸ TVアニメ「無職転生 ~異世界行ったら本気だす」公式サイトⒸ https://mushokutensei.jp/ ”
皆さんも同じ経験あるのではないでしょうか?
自分が悪いのはわかっているけど、変なプライドが邪魔して謝れなかったこと。
私はあります。そして友人を失ったこともあります。
そして気付いた頃には、無くなっているんですよね。
近しい存在だからこそ、謝ることって難しいんですよね。
それをこの「無職転生」は親子であり、友人のようなルーデウスとパウロでうまく表現をしてくれたと思っています。
親子の絆であり、友との絆でもあるんですよね。
このシーンを見て素直になることの大切さ、謝ることの大切さを学びました。
そして受け入れる大切さも。
本当に感動しました。「無職転生」ありがとう。