鬱系アニメが好きな方におすすめ⁈「魔法少女育成計画」  あらすじや登場人物の紹介

  • 2021年1月31日
  • 2021年2月19日
  • アニメ
遠藤浅蜊先生原作のライトノベルが原作のアニメです。このライトノベルがすごい!文庫(宝島社)で2012年から刊行されている作品。累計発行部数は60万部と大人気ライトノベル作品である。
今回紹介する「魔法少女育成計画」のアニメは2016年の10~12月の間に放送され、全12話の作品となっている。

「魔法少女育成計画」のあらすじ

名深市に暮らす平凡な中学生・姫河小雪は、幼い頃から魔法少女もののアニメや漫画が大好きで、正義の魔法少女に憧れていました。

そんな彼女は世間で流行っているソーシャルゲーム・魔法少女育成計画に出会い、あっというまにハマります。実は魔法少女育成計画には秘密があり、ランダムに選ばれた一握りのプレイヤーだけが本物の魔法少女になれるのです。

魔法少女スノーホワイトとして日夜人助けに励む中で小雪は他の個性的な魔法少女たちと出会い、充実した日々を過ごしていました。
しかし魔法少女の数が16人まで増えた時点で、突如運営から「8人まで減らすので殺し合え」とアナウンスされます。

衝撃的な発表に困惑する魔法少女たち。
命令に従わなければ自然死に見せかけて処分されます。
彼女たちはそれぞれ固有の魔法を持っており、それを用いて相手に攻撃を仕掛け、生き残りを画策します。

自らが生き残る為に他者を出し抜く者、騙し討ちにかける者。様々な思惑が錯綜する壮絶なサバイバルが幕を開けました。

登場人物の紹介

姫河小雪/スノーホワイト
心優しく純粋な中学生。幼い頃から魔法少女に憧れており、スノーホワイトになれたことを心の底から喜んでいます。争いが嫌いで、運営から強制されるサバイバルに心を痛めています。颯太とは幼馴染で淡い恋心を抱いていました。変身後は白雪姫をモチーフにした、白い制服の魔法少女になります。

岸辺颯太/ラ・ピュセル
小雪の幼馴染のサッカー少年です。幼い頃から魔法少女が好きでしたが、成長するに従ってそれを口に出せなくなりました。ラ・ピュセルになれたことで、中学に上がってから疎遠になった小雪と仲が深まり喜んでいます。変身後は竜のしっぽと角が生えた凛々しい女騎士、ラ・ピュセルになります。高潔な性格で、無闇な争いや弱いものいじめを嫌います。

細波華乃/リップル
母子家庭出身、自立心旺盛で男嫌いな少女。現在は親元を離れて独り暮らしをしています。変身後は手裏剣を投げれば百発百中のくノ一モチーフの魔法少女、リップルになります。他人と慣れ合わない性格で攻撃的な言動が目立ちますが、姉御肌のトップスピードになにくれと世話を焼かれるうち、徐徐に心を開いていきました。

室田つばめ/トップスピード
元ヤンキーの新妻。旦那とラブラブです。リップルの先輩にあたり、孤立しがちな彼女の世話を焼いていました。快活で面倒見がよく料理も得意。超高速で空を飛ぶ魔法のホウキを自在に操ります。

鳩田亜子/ハードゴア・アリス
小雪=スノーホワイトに執着する魔法少女。その正体は過去にスノーホワイトに助けられた孤独な少女です。父親が母親を殺し刑務所にいる為、親戚の家に預けられています。スノーホワイトに恩を返したいと思っています。変身後はゴシックドレスを着た不思議の国のアリスモチーフの魔法少女となり、不死身の再生力を誇りました。

木王早苗/ルーラ
スノーホワイトを罠にかけた女王様気質の魔法少女。元ОLです。高飛車な能力主義者で、自分の派閥に属する魔法少女たちを手下扱いしていましたが、案外面倒見がよく情に厚いところがあります。

ファブ
魔法少女育成計画のマスコットキャラで魔法少女たちをサポートします。実は魔法の国の住人で、ある陰謀を張り巡らしていました。

「魔法少女育成計画」を見た感想

本作の見所は最高にキュートな魔法少女たちの仁義なき殺し合いです。コスチュームにこった萌え萌えのキャラデザに反し、彼女たちが演じるサバイバルの大変エグくエゲツなく、味方だろうと容赦なく瞬殺される鬱展開が視聴者をうちのめしました。原則女の子しか出ない上、登場人物には同性のカップルもおり百合百合な妄想がはかどります。

まとめ

魔法少女の被った鬱アニメというと「魔法少女まどかマギカ」が先駆者ですが、こちらも鬱度では負けていない、知られざる傑作です。強くて可愛い魔法少女たちが放り込まれたサバイバルの行方をぜひ見届けてください。

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