【漫画】呪術廻戦/芥見下々原作 1話「両面宿儺」 ネタバレと感想について

  • 2021年2月9日
  • 2021年2月23日
  • 漫画

”出典:『呪術廻戦』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイトⒸ 集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイトⒸ https://www.shonenjump.com/j/index.html ”

週刊少年ジャンプで2018年14号から連載がスタートした”ダーク・ファンタジー”のバトル漫画である。シリーズ累計2500万部突破し、アニメ化もしている大人気漫画。この漫画は「呪い」がテーマであり、呪いから生まれた「呪霊」と「呪術師」の戦いを描いている。

『呪術廻戦』公式 集英社 『週刊少年ジャンプ』公式サイト

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登場人物

・虎杖 悠仁(いたどり ゆうじ)
本作の主人公。杉沢第三高校の1年生でオカルト研究部に所属している。”西中の虎”と呼ばれ運動神経がすごい。両親はおらず祖父に育てられる。

・伏黒 恵(ふしぐろ めぐみ)
都立呪術高等専門学校の1年生。上司から命令で杉沢第三高校にある”特級呪物”の回収を任せられる。

・両面宿儺(りょうめんすくな)
伏黒が探している”特級呪物”は、両面宿儺の指である。

第1話 両面宿儺(りょうめんすくな)

”出典:『呪術廻戦』コミックス一覧|少年ジャンプ公式サイトⒸ 集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイトⒸ https://www.shonenjump.com/j/index.html ”

第1話 前編

2018年6月、宮城県仙台市の杉沢第三高校で”伏黒恵”(ふしぐろめぐみ)は、百葉箱に保管されているはずの”特級呪物”(とっきゅうじゅぶつ)の回収に来ていたが目的の特級呪物は無く、電話越しの人物に回収するまで帰って来ては駄目と言われる。

場面は変わり、杉沢第三高校の心霊現象研究会(以後「オカ研」)で”虎杖悠仁”(いたどりゆうじ)は2年の”佐々木”と”井口”とコックリさんを行っていると生徒会長が現れ、オカ研は活動報告も無く、部員が3名に満たしていないことを理由に退去命令を言い渡す。

虎杖はオカ研に入部届を出したはずだったが、陸上部顧問の”高木”が書き換えたらしく、虎杖と高木は陸上競技で入部を賭けて勝負することになる。

第1話 中編

特級呪物を捜索中の伏黒は、杉沢第三高校の校庭内を探索していた。2級の呪いがうろついていたりと、特級呪物の影響が出ていることから特級呪物の回収を急いでいるが、気配が大きいことから”隣にあるようで遥か遠くにあってもおかしくない”と表現する程見つけることが困難で捜索が難航している。

一方、虎杖は陸上部顧問の高木との陸上競技での勝負を受けており、競技内容は砲丸投げと短距離走の選手であった虎杖に不向きな競技で挑んだ高木であったが、”西中の虎”と呼ばれる虎杖の運動神経の良さには歯が立たず、あっさり虎杖は勝ってしまい、入院中の祖父の元へ急ぐのであった。

病院へ急ぐ虎杖とすれ違った伏黒は、すれ違った際に呪物の反応が強くなったこと察知し、虎杖を追いかけるが、50メートルを3秒で走る虎杖には追い付けずにいた。

祖父のお見舞いをしに来た虎杖、祖父が死ぬ前に両親のことを話そうとするが虎杖は興味がないと言って祖父の話を遮ってしまう。そして祖父は”お前は強いから人を助けろ、お前は大勢に囲まれて死んでおれみたいにはなるなよ”と言い残し、祖父は息を引き取ってしまう。

虎杖が病院で祖父が亡くなった手続きをしていると、”都立呪術高等専門学校”1年の伏黒が虎杖に特級呪物の写真を見せ事情を話す。
日本国内で怪死者、行方不明者は年平均10000人を超えると言われ、そのほとんどが人間から流れ出た負の感情”呪い”による被害らしい、そして学校や病院のような大勢の思い出に残るような場所は呪いが溜まりやすい、だから学校には大抵”魔除け”の呪物が置いてあり、それを虎杖は拾ったらしい。

しかし魔除けとは名ばかりで、より邪悪な呪物を置くことで他の呪いを寄せ付けないようにしているようだ。でも長い年月から封印が緩み、呪いが転じて今は呪いを呼び寄せる餌となってしまっている。

そして虎杖が持ちだした呪物は”特級”の呪物で危険度が高く、人の生死に関わる程危険な物らしい。

半信半疑で聞いていた虎杖だが、話を聞いて呪物の箱を伏黒に渡すが中身は空っぽ。どうやら中身はオカ研の先輩達が持っていて、今日の夜に呪物のお札を剥がすと言っていたと伏黒に伝えると、伏黒は”そいつ死ぬぞ”と言い、急いで先輩達の元へ急ぐ虎杖と伏黒であった。

第1話 後編

オカ研の先輩”佐々木””井口”は夜の学校に忍び込み、オカ研の部室で”特級呪物”のお札を剥がそうとする二人。グルグル巻きのお札を剥がすと出て来たのは”人間の指”で、それを見て戸惑う二人の背後から化物達が現れるのであった。

先輩を助けるべく学校に向かう虎杖と伏黒、虎杖は呪いと言われてもなんなのかわかっていないが、学校に着くと禍々しい空気を感じ取る。伏黒は虎杖に”ここにいろ”と言い助けに向かうのであった。

学校内を徘徊する化物達、それに怯え隠れる佐々木の前に井口が現れるが化物に顔を食べられそうな状況で佐々木に助けを求める。佐々木の悲鳴を聞き、伏黒は助けに向かうが別の化物に遭遇してしまう。術を結び”玉犬”(ぎょくけん)と言うと伏黒の影から白と黒の2頭の犬を召喚し化物と戦闘が始まる。

学校の外で待つ虎杖はビビっていた。学校から死の予感がして怖い、祖父は死を目前としても怖いような気配は無かった、そして虎杖自身も祖父の死が怖いというよりも寂しい気持ちだった。今目の前にある「死」と祖父の「死」は何が違うのか?と葛藤する虎杖に、祖父が最後に言った”お前は強いから人を助けろ”の言葉が虎杖を動かす。

呪いと呼ばれる化物を殲滅しながら伏黒は助けに向かうと、”特級呪物”ごと佐々木を取り込もうとする呪いを見つけるが間に合わない、その時窓から虎杖がドロップキックを呪いに決め、佐々木と井口の救出に成功するのであった。

どうやら伏黒が召喚した犬は”式神”(しきがみ)と言うらしい、普段呪いは見えないらしいが、死に際や特殊な場だと見えるようになるみたいだ。そんな呪いを見ても怖がっていない虎杖に、伏黒は”怖くないんだな”と聞くと、”人ってマジで死ぬんだよ、だったらせめて自分が知っている人位は正しく死んでほしいって思う”と答える虎杖。

虎杖が佐々木から”特級呪物”を回収、その特級呪物は”両面宿儺”(りょうめんすくな)の一部だと伏黒から説明を受ける。それを渡そうとした時、背後から呪いの攻撃を受けそうになる虎杖を庇った伏黒は、モロに呪いの攻撃を受けてしまい頭から血を流し意識が朦朧になる。

伏黒に襲い掛かろうとした呪いを虎杖が反撃するが、どうやら呪いは呪いでしか祓えない(対抗できない)らしく、虎杖の打撃では倒すことができないようだ。伏黒は虎杖に逃げろというが、虎杖は”人を助けろ”その言葉を呪いと言い逃げようとはしなかった。

呪力のない虎杖がいても意味がないから逃げろと言う伏黒に、虎杖はなんで呪いは特級呪物を狙ってるのか聞くと、それを食べてより強い呪力を得る為だと答える伏黒。それを聞いて虎杖は特級呪物である”両面宿儺”(りょうめんすくな)の指を食べるのであった。

特級呪物を食べた虎杖を止めようとする伏黒であったが止められず、猛毒である特級呪物を食べたら虎杖は死ぬと思ったその時、一瞬で呪いを倒して見せる虎杖。そして人が変わったように高らかにゲラゲラと笑う虎杖。どうやら特級呪物は虎杖に受肉してしまったようだった。

人が変わった虎杖は”鏖殺だ”と叫び人々を殺そうとしていると、本来の虎杖の面が出て来てもう一人の虎杖から体を奪い返すのであった。

そして虎杖に対し伏黒は、お前はもう人間ではない呪術規定に基づき虎杖を”呪い”として祓う(ころす)と言い放つのであった…

第2話に続く…

呪術廻戦 第2話のネタバレ

呪術廻戦 1話を読んだ感想

呪いがテーマとだけあって呪霊と呼ばれる化物は禍々しい表現で、人間の負の感情が呪いを生むと言った設定は中々面白いなと読んでいて思いました。
まだ1話だけなので正直この後の展開は全く読めませんし、気になる点は多数あるので早く続きが読みたい気持ちになる1話でした。

・両面宿儺(りょうめんすくな)とはなんなのか?
・それを食べたことで一瞬で呪いを倒す程の力を得たが、全くの別人の虎杖はなんなのか?
・呪術師ってなんなん?

とりあえず1話を見て思ったことはこんな感じですね。
現段階ではまだ面白いのかどうかは判断つけがたいですが、絵は嫌いではないです。呪いの化物のビジュアルとか結構自分は好きで、妖怪テイストな感じがすごくいいな~って思いました。

まとめ

以上、呪術廻戦1話でした。大人気漫画とだけあって自分としては期待値高めで呼んでいる作品ですが、皆さんはもう読みましたでしょうか?
是非、この機会に実際に漫画本を手に取って読んでみて下さい。

またアニメ化もされているので、漫画読むのは…って方はアニメもおすすめします!

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