スマホ×異世界の融合ファンタジー作品「異世界はスマートフォンとともに」の感想とおすすめポイントについて紹介

  • 2021年3月2日
  • 2021年3月1日
  • 漫画

TVアニメ「異世界スマートフォンとともに」公式

原作者は冬原パトラさんで、イラスト担当は兎塚エイジさんです。
2017年にKADOKAWA (小説版は2015年にホビージャパン)にて掲載され、2017年7月にアニメ化もされました。
今回は「異世界はスマートフォンとともに(略称イセスマ)」について、おすすめポイントを紹介していきます。

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「異世界はスマートフォンとともに」のあらすじ

地球で何事もなく平和に過ごしていた主人公の望月冬夜は、神様の不注意によって強制的に死亡させられてしまった。

そのお詫びとして、神様は異世界での蘇り、いわば異世界転生を勧めてきたのだ。

冬夜は落ち着いて神様の話を聞き、死亡してしまったことに対してあまり愚痴を言わなかったことで、神様は冬夜にある「特典」をつけた。

それは冬夜が所持していた「スマートフォン」を異世界でも使用できるということだった。

電池の代わりに、異世界では魔力があるのでそれを電池の代わりになるように神様がカスタムした(事実上の無限電池)のである。

冬夜はベルファスト王国の地方都市の近郊に降り立ち、商売のトラブルに巻き込まれていた双子の姉妹エルゼ・シルエスカとリンゼ・シルエスカを助けたのだ。
彼女たちからこの世界の事情を聞き、魔法の基礎も教わった。

そのおかげで冬夜はこの世界で唯一全属性魔法(火や水など属性および無属性魔法も)使用できることが判明した。

彼女たちとともにギルドで仕事をするためにパーティーを組むことになった冬夜は、王国関係者と出会い、やがてこの世界そのものに深く関わっていくこととなる。

主要な登場人物とみどころを紹介

みどころは大きく分けると2つあります。

1つ目は主人公の望月冬夜がどうやって無属性魔法を手に入れていくのか、いや事実上いかにして強さを増していくのかという点です。
例えば、「透視」の魔法は何か武器を隠し持っていても服の上からすべてお見通し、「アクセル」の魔法は使用者限定ですが一時的に素早さを上げるといった効果があります。
つまりスマホを駆使して無属性魔法を使うと、最終的に冬夜が最強キャラになるのは間違いないわけです。

2つ目はヒロインの数がどんどん増えていくことです。
この作品はハーレム要素を含んでいるので、主要な登場人物は実質的にヒロインを含むこととなります。
ベルファスト王国の第一王女であるユミナ・エルネア・ベルファストを筆頭に、エルゼ、リンゼ、刀使いの九重八重(ここのえ やえ)が主なヒロインであり、物語が進むごとにさらにヒロイン候補のキャラクターが登場します。
最終的にどこまで増えていくのか原作者でなければわからないほど多いです。

読んだ感想について

正直に言えば、十分に楽しむほど価値のある作品だと思います。

ハーレム要素の作品なので、途中で好き嫌いが出てしまうのは仕方のないことではありますが、ストーリーは決して悪いわけではないので、どうやって知らぬ間に出世していくのか気になるところです。

冬夜は求婚してくるヒロインの要望に応えたいところだけど、地球にいたころの概念に合わせて「18歳になっていないのでダメ」とお断りしているところが冬夜というキャラクターの特徴を示していると思います。

冬夜は「女たらし」ですか、と言いたくなりますが、冬夜に悩みがあるとすれば自分と同性のお友達が少ないことですかね。

まとめ

ここまで、おすすめの漫画「異世界はスマートフォンとともに」について紹介してきました。

こちらの作品は現時点で単行本が9巻まで発売されています。
異世界×スマホ×魔法という要素がかみ合った作品です。

魔法を使う異世界では、科学技術が発展してできた産物のスマホがないので、逆にそれが武器になるという面白い作品だと思います。

もし機会があれば読んでみてはいかがでしょうか。

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