異世界アニメでよくある召喚・転生、その中で1つだけ使える「能力」があれば何が適正か

  • 2021年3月19日
  • 2021年3月19日
  • アニメ
2010年代より、アニメ作品全体を通して異世界アニメのウェイトが徐々に増えていきつつあります。
もし異世界に行ったら……、なんて妄想をした人がいても不思議ではありません。
今回は、仮に1つだけ異世界に持っていける「才能・能力(スキル)」があるとすればどんなものが適正なのか、真剣に考察した内容を皆さんに紹介します。

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異世界への転生・召喚された場合に獲得できた「才能・能力」の例

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実際に異世界モノの作品で主人公たちが転生・召喚された時に獲得した、あるいは獲得できていた才能や能力の例を紹介します。

いくつかの異世界モノの作品を挙げて紹介すると、まずは「転生したらスライムだった件」の主人公のスライムは「大賢者」と「捕食者」という能力を転生時に獲得しています。
その能力を簡単に説明すると、前者は本人とは別の回路で思考や演算を行いサポートの意味合いがあり、後者は敵などを捕食して自分の能力向上に役立てるものです。

次に「Re:ゼロから始める異世界生活」だと主人公が召喚された時に手に入れていた能力は「死に戻り」です。
死ぬ回数議論はさておき、その名前から連想できるように、死んでもある地点から生き返ってスタートできるありがたい能力ですが、自分でわざと死んでやり直したい地点を変更できない点だけがたまにキズ。

また「異世界はスマートフォンとともに。」という作品では、主人公に前世で使用していたスマートフォン以外に魔法の才能(火や水などの全属性)を神様が与えたといった内容です。
そう考えると、異世界に転生・召喚された場合、何かしら才能や能力がわりと初期の頃から手にしています。

1つだけ異世界で自由に使える能力があるとしたら何が適正なのか考察

自分で選べない場合が多いのですが、異世界で自由に使える能力(才能・スキル)があれば、何かと便利です。
仮に1つだけ使える能力を得ることができるとしたら何がよいのか考察してみました。

※世界征服とか絶対服従などの能力・スキルは除外して考察するものとする。

その1:一度見た相手の技・スキルを解析及び完コピ発動

文字通り、相手の技やスキルを一度見ただけでオート解析し、ラーニングして同じ技・スキルを完璧に再現できる能力です。

この能力は異世界に降り立った序盤こそ苦労するかもしれませんが、多くの味方や敵と出会うことで強くなっていきます。

なぜならその分、技やスキルを目にする機会が多くなり、使える技やスキルも増やせるからです。
オリジナルの技やスキルを出せないのが欠点ですが、長い目でみると大器晩成型の能力と言えますね。

その2:てのひらに書いた漢字の文字が意味を持ち相手に放って効果を発揮

これは召喚された人はともかく、転生者は前世の記憶の保有していることが条件となる能力となります。
「漢字」って日本や中国のような国でしか使われていない文字ですからね。

この能力を説明すると、例えばてのひらに「火」と書いて、押し出す感じで敵に放てば、ドラゴンクエストでいうメラを敵に撃つようなイメージです。

漢字の文字数が多ければ、より効果的な何かを敵に与えることが可能となります。
「麻痺」だと相手を痺れさせるか腰付近に当てると下半身不随といった感じで、場面によって大きな効果を発揮できる可能性がわきます。
てのひらなので最大で書けるのは漢字3文字を想定していますが。

この能力は一長一短で、漢字が苦手な方は使いこなせない可能性があるものの、漢字が好きな方にとっては強くなる上限が無限大となります。

その3:いずれかのステータスの「数値」だけ最初から最強

こちらは最初からある特定の才能だけを最強にできるものです。

例えばSTR / Strength(ストレングス)が999のような最大値であれば、STRは物理攻撃力に依存する値なので、極論を言えば己の拳で敵を倒すことができます。

またVIT / Vitality(バイタリティー)が最大値だと防御力に依存する値(最大HPに依存する場合もある)なので、敵の中途半端な攻撃を受け続けてもダメージが通りにくいので死ににくいです。

他にも素早さに関わるAGI / Agility(アジリティ)や運のよさに関わるLUK / Luck(ラック)などの値が最大値なら異世界では何かと便利です。

その4:相手の弱点などを事前に把握できる邪眼的スキル

ファイナルファンタジーの魔法であるライブラの効果と同等で、相手の名前やステータス、弱点などを「特殊な眼」を使って判別するスキルです。

使用する際は、目に力を入れて相手を凝視するイメージです。
具体的なイメージとしてある魔物で例示すると、「ビッグスコーピオン:しっぽに強力な毒をもつ、弱点は氷、しっぽを切ればさほど驚異的な存在ではない」といった形。

このスキルは発展的な使い方として、相手の思考や性格、所有しているスキルなど読み取れる可能性を含みます。
メデューサのような相手を石にできる能力があるのかどうかは、その異世界の環境次第となりますが。
勇者を引き立てるようなサポート役として活動するなら、とても便利なスキルと言えます。

その5:転生・召喚先の通貨を支払って日本のアイテムを購入できる通販的スキル

転生・召喚された異世界が勇者VS魔王のような世界観とは限りません。
つまり、平和な異世界でお金や地位、名誉をもって成り上がるには珍しいものを手に入れて物々交換するなどをしてやりくりしなければいけないのです。

この能力は現地の通貨を手に入れて同じ価値(等価交換)を支払って、主人公がいた時代にあった日本のアイテムを取り寄せることができます。

例えば、日本の包丁を異世界の通貨1000ゴールド、日本円で10,000円相当を支払って手に入れた場合、切れ味がよいので料理人は欲しがるでしょう。
特に日本の製品は優秀なアイテムが多いですから。

この通販的なスキルをうまく活かせば、物々交換で成金とか、王国などに営業して御用達のレベルまでごひいきにしてもらい、一定の地位を手に入れることも可能となります。

この中で異世界転生・召喚された時に1つだけ使えるとしたら何が適正か

異世界で生きていくという点において、適正な能力・スキルは総評で「一度見た相手のスキルを解析して完コピして放てる能力」となるでしょう。

それは敵に襲われた時に自衛の役割を果たし、冒険者ギルドなどに登録した場合に盗賊や討伐対象の魔物を狩ってレベルアップがしやすくなり、場合によっては地位向上につながるからです。
他の能力・スキルも条件によっては適正なものとなります。

転生・召喚前の人物が漢字好きとか、商売が好きとか、筋トレが好きでアソコだけ鍛えて効果をみせたい人など、その人によって適正能力が変わる場合がありますが、1つだけしか使えない能力は有意義であるべきだと考えますね。

まとめ

ここまで異世界に転生・召喚されてしまった時に使えたら便利な能力・スキルをいくつか紹介してきました。
しかし、1つだけしか使えないとなった場合に適正な能力を選ぶのは言うまでもありません。
この能力を駆使して異世界で生きていかなければならないので。

たいていは自分で能力を選べないことが多いですが、もし選べれば将来性を考えたものを選ぶことになりますね。
今回紹介した中では、個人的に相手の技やスキルを見ただけで自分のモノにできれば活躍の幅が広がるので、獲得できる能力であればほしいです。

異世界で死なない程度に幸せに暮らせるのが理想、これが実現可能な能力であればなおさらよいでしょう。

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