【僕のヒーローアカデミア】人気エピソード!保須市襲撃事件のあらすじ解説【ネタバレ有り】

  • 2021年6月27日
  • 2021年6月27日
  • 漫画

「僕のヒーローアカデミア」は「少年ジャンプ」にて2014年第32号から連載が開始。

単行本は現在30巻(2021年5月現在)で、累計発行部数は5000万部を突破。日本はもちろん世界中で人気沸騰中の作品である。

「僕のヒーローアカデミア」における主人公・緑谷出久(通称:デク)は憧れのヒーロー・オールマイトから受け継いだ個性と決して諦めない心を持ち、最高のヒーローになることを志している。

そんなヒロアカでも人気のエピソーである「保須市襲撃事件編」についてのあらすじを解説していく。

『僕のヒーローアカデミア』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト

ヒロアカのあらすじ

”出典:『僕のヒーローアカデミア』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト https://www.shonenjump.com/j/rensai/myhero.html ”

「僕のヒーローアカデミア」における主人公・緑谷出久(通称:デク)は憧れのヒーロー・オールマイトから受け継いだ個性と決して諦めない心を持ち、数々の困難を乗り越えながら人々を笑顔で救う最高のヒーローになることを志している。

デクは入学した雄英高校にて体育祭を終えた後、職場体験に行くことになる。クラスメートがスカウトしてくれたプロヒーローの元に向かう中、どこからも声がかからなかったデク。

そんな時にオールマイトに一通の連絡が来るのであった。

保須市襲撃事件とは

保須市でヒーロー殺しが現れたと世間を騒がしていた。

飯田天哉の兄でありプロヒーロー「インゲニウム」やその他にも過去に17人ものプロヒーローを殺害し、23人のヒーローを再起不能に陥れた凶悪なヴィランとなっている。

「ヒーロー殺し」ステインにはかなり利己的で歪んではいるけれども彼なりのポリシーや信念があった。

自分の利益だけを考え拝金主義のヒーロー社会に対し、ヒーローは自己犠牲の精神のにより成り立つものだという考えがあり、利益を求めているプロヒーローは偽物であると考えている。

その歪んだ理屈により、インゲニウムをはじめとしたプロヒーローたちが犠牲になった。

職場体験 デクの新たな可能性

デクのもとに、かつて「オールマイト」の師匠であるプロヒーロー「グラントリノ」から職場体験の声がかかり、グラントリノのもとに向かうことになる。

グラントリノのもとで実戦訓練を積む中で、自分がコントロールできる許容制限5%の力を全身に纏う感覚を掴み、この状態をフルカウルと名付け今後のデクの大きな武器になることになった。

その状態でグラントリノと再び戦い、グラントリノに対して一撃掠らせるほどの動きを見せる。(グラントリノ曰く、久方ぶりに本気で避けたとのこと)

新しい力を携えて、実際のヴィランが出現する場所へとパトロールに向かった。

職場体験 復讐に駆られる飯田

体育祭の途中、飯田はプロヒーローインゲニウムであり、兄の天晴がヴィランと戦い重傷負ったという知らせを受ける。

飯田が病院に駆けつけると、そこには変わり果てた兄の姿があった。

全身から管を通された状態でベットで横になっており、脊髄損傷の影響で下半身麻痺になってしまい、今後ヒーローとしての再起は不能の状態になってしまった。

そして、兄をこんな状態にしたヴィランに復讐を果たすことを誓う。

「ヒーロー殺し」の異名を持ち、世間を賑わしていた凶悪ヴィランのステインが今回の事件の犯人であり、飯田の復讐対象で、学校のイベントである職場体験にて、保須市で活動するマニュアルのもとで職場体験をしながらステインを探すことになる。

保須市襲撃事件 VSステイン①

活動を続ける中でステインがプロヒーローを襲撃している現場を目撃してしまう。

最初は飯田のことを無視していたステインですが、復讐心から自分に向かって来ることを知ると様相が変わる。

兄の復讐を遂げようと果敢にステインに挑みますが飯田の攻撃は空回りしてしまう。

そしてステインは復讐心で行動をする飯田に対し、「論外」と言い放つ。

飯田は果敢にステインに立ち向かいますが、飯田の攻撃はステインに届かない。

腕を刺され地面に押しつけられた状態でありながらも、自分の兄を再起不能にしたステインに感情をぶつけますが、ステインから「あいつをまず救けろよ」と、ヒーローとしてのあり方の核心をつかれ言い返せなくなる。

ステイン曰く、「目先の憎しみに囚われ私欲を満たそうとするなど・・・・・・」「ヒーローから最も遠い行いだ」と言われる。

そして飯田の血液を摂取した瞬間、飯田の体は動かなくなってしまう。

これはステインの個性「凝血」であり、血を舐めることで相手の体の自由を最大8分間奪うことができる個性であった。

飯田はステインの個性と戦闘能力の前に絶体絶命のピンチに追い込まれさらにはヒーローとしてのあり方まで諭された飯田は涙を流しながら「何を言ったってお前は」「兄を傷つけた犯罪者だ!!!」と言い放つ。

その時、とどめを刺そうとしたステインの元に緑谷が駆けつけるのであった。

保須市襲撃事件 VSステイン②

駆けつけた緑谷はグラントリノのもとで身につけた「フルカウル」と、分析と予測でステインに対抗する。

しかし、血液を舐められ緑谷もステインの個性により動きを封じられピンチに陥りますが、ステインから「生かす価値がある」と評価され命拾いする。

改めて飯田にとどめを刺そうとしたところ、緑谷からの救援要請により轟が駆けつける。そして緑谷と轟とステインの戦いが始まるのであった。

緑谷はグラントリノのもとで新しい戦い方である「フルカウル」を使い、轟は憎き父親の力である左側の炎の力を受け入れ、凶悪ヴィランであるステイン相手に善戦するのであった。

保須市襲撃事件 VSステイン③

ステインの個性により動きを封じられている飯田は轟たちに、飯田は「やめてくれ」「こいつは僕が、」と言う。

かつて復讐や憎しみに囚われていた轟は緑谷との戦いで自分と向き合い始めた。だからこそ今飯田に言ってあげれる一言を考え伝える。

轟「なりてえもんちゃんと見ろ」

飯田はその言葉に自分の今までの行いやステインの言葉を思い返すと同時に、自分が目指すべき姿を再確認する。

ステイン相手になんとか粘りますが、轟は刀で斬り付けられそうになる。その時、ステインの個性の効果が切れた飯田が立ち上がり、レシプロバーストを使用し轟を救う。

レシプロバーストの効果が切れると動けなくなるため、轟に排気口を凍らせて温度調節を頼み、最後は緑谷、飯田、轟の3人でステインを撃破することに成功する。

まとめ

ヒロアカでも人気が高い「保須市襲撃事件編」のあらすじについて解説させていただきました。

この戦いは今まで自傷することでしか個性を使えなかった緑谷が初めて「ワン・フォー・オール」使いこなせるようになったきっかけの話でもありますが、ヒーロー殺しステインの信念やヒーローのあるべき姿が再確認された重要な戦いでした。

ステインの強い信念や思想は読者にも影響を与え、人気の高いキャラになっています。

最終章にて、脱獄囚人のなかにいたので、今後の登場にも期待が高まりますね。

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