『僕のヒーローアカデミア』雄英体育祭編の緑谷出久対轟焦凍について解説してみた【ネタバレ有り】

  • 2021年6月25日
  • 2021年6月25日
  • 漫画

「僕のヒーローアカデミア」は「少年ジャンプ」にて2014年第32号から連載が開始された。

単行本は現在全30巻(2021年5月現在)、累計発行部数は5000万部を突破し、日本はもちろん世界中で人気沸騰中の作品である。

「ヒロアカ」における主人公・緑谷出久対轟焦凍の戦いは多くの人たちを感動させ、そんな名勝負について今回は解説していきたいと思います。

『僕のヒーローアカデミア』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト

ヒロアカのあらすじ

”出典:『僕のヒーローアカデミア』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト https://www.shonenjump.com/j/rensai/myhero.html”

「僕のヒーローアカデミア」における主人公・緑谷出久(通称:デク)は憧れのヒーロー・オールマイトから受け継いだ個性と決して諦めない心を持ち、数々の困難を乗り越えながら最高のヒーローになることを志している。

そんなデクは入学した雄英高校のトップイベント「雄英高校体育祭」に出場することになる。

ここからは、ヒロアカで描かれた雄英体育祭のあらすじを軽くおさらいしたいと思う。

雄英体育祭とは?

雄英体育祭とは、ヒロアカに登場する「雄英高校」に通う生徒たちが出場する学校行事である。

ヒロアカの世界において、雄英高校は全国的に有名でオリンピックに匹敵するほどの注目を浴びている。

そしてヒーローの卵である生徒たちにとってはヒーローの登竜門とも言われており、体育祭で活躍した生徒はプロのヒーローからスカウトされる特徴がある。

第一種目に「障害物競走」第二種目に「騎馬戦」最終種目に「トーナメント戦」があり、生徒たちは個性や自らの体力や知力を使いこれらを突破していく。

緑谷と轟は最終種目「トーナメント戦」の二回戦でぶつかることになる。

トーナメント二回戦緑谷対轟①

雄英高校体育祭で、1-Aの中でも最強クラスの個性と実力を持つ轟焦凍と最終種目であるガチバトルトーナメント二回戦で1対1のバトルを繰り広げる。

氷と炎の個性「半冷半燃」を駆使し、最終種目まで圧倒的な力を見せつけてきた轟に対し、制御できていない「ワン・フォー・オール」の力に翻弄されながらもなんとかここまで残っていた緑谷。

実力の差は歴然ではあったが、緑谷はデコピンの要領で個性を使い、轟から繰り出される圧倒的な氷の力を無効化してなんとか戦う。

しかし、緑谷はオールマイトから継承された「ワン・フォー・オール」使いこなしておらず、個性をしようする際は常に体に合わない100%の力で放たなければいけない。

個性を使用するごとに、指を負傷し続け緑谷はどんどん追い詰められていく・・・。

トーナメント二回戦緑谷対轟②

緑谷は防戦一方の中、自身のプライドと父親であるエンデヴァーとの確執を理由に、炎の力を封じ半分の力である氷の力だけで戦う轟に緑谷は「全力で、かかって来い!!!」と言い放つ。

周りから見れば追い詰められているやつが負け惜しみに煽っているように見ましたが、それはただ単に自分が手を抜かれていることへの怒りだけではなく、プロを目指し全力で戦っているみんなの本気を否定する行為だと。

轟の境遇や決心は計り知れるものじゃないが、全力も出さないで一番になるなんてふざけていると緑谷は言い放つ。

そして、轟自身も父との因縁や確執があり、そういったものを否定するために炎の力を封じているが、緑谷は「君の、力じゃないか!」と今だけはこの戦いに集中しろと言わんばかりに叫ぶ・・・。

トーナメント二回戦緑谷対轟③

そして轟は過去に母親とオールマイトが出演しているテレビを一緒に見ていた時の会話を思い出す。
母「なりたい自分に」「なっていいんだよ」

緑谷の言葉や思い、そして純粋だった頃の記憶を思い出し、轟はついに本音を口にする。
轟「俺だって」「ヒーローに、、、!」

緑谷を認め、自分の力と向き合い炎と氷の全ての力を解放した轟と、満身創痍でありながら自傷覚悟のフルパワーで迎え撃つ緑谷の最後の攻防が始まり、そのシーンには読者や視聴者を熱くさせた。

轟はフルパワーの氷結を繰り出し、それを脚を犠牲にした緑谷が上空へ飛び出して回避する。
そして、轟は最高火力の炎と、緑谷の全力の「ワン・フォー・オール」がぶつかり合い、セメントス先生の個性で緩和したものの、その衝撃で会場が砂煙で包まれる。

砂煙が止み、緑谷が場外に吹き飛ばされ、場内に残っていた轟が勝利を収めた。

まとめ

ヒロアカ屈指の名シーン「雄英体育祭」緑谷対轟についてあらすじを解説させていただきました。

父との確執で自分の力を認めない轟と、与えられた力に応えようとする緑谷の思いと思いがぶつかり合い、感動した人たちも少なくないでしょう。

漫画でもアニメでも迫力がすごかったのでぜひ拝見していただきたいと思います。

本編では物語は最終章となっており、物語も架橋を迎えています。

これからのヒロアカの盛り上がりに期待が膨らみますね!

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