『極主婦道』は、元ヤ〇ザであり”不死身の龍”と恐れられていた主人公の龍が、専業主夫として奮闘する日々を描いた任侠コメディ漫画である。
実写ドラマとして放送され、アニメ化も果たしている『極主婦道』、今後も要注目の作品の一つである。
今回は、龍と美久との馴れ初めについて考察していく。
実写ドラマの馴れ初めは本作とは違う
実写ドラマでは馴れ初めの回が放送されたようだが、実写ドラマと漫画では設定や内容が大幅に違う為、実写ドラマの馴れ初めは、原作の馴れ初めとは大きく違うことが想像できる。
まず原作では、見た目ボロいアパートで龍と美久の二人暮らし。(猫もいる)
しかしドラマでは、一戸建ての家に龍と美久に娘が一人の3人暮らしという設定になっている。
この時点でドラマは原作と違う、オリジナルストーリーだとわかる。
ドラマの馴れ初め回では、美久にもう子供がいて、ファミレスで働いている設定となっている。
しかし、原作では先ほども伝えたが子供もいないし、美久はファミレスで働いていた過去は描かれていないし、OLとして働いている。
ドラマの馴れ初めはドラマの馴れ初めとして別物と考えた方が良い。
原作の馴れ初めに繋がるシーンについて
原作でも未だ馴れ初めについて残念ながら描かれていない。
しかし、馴れ初めに繋がりそうなシーンが描かれている。
コミック7巻の第63話で、龍がぎっくり腰になり倒れてしまい、病院に向かう為に美久に肩を貸してもらうシーンにて、龍は『懐かしいな、肩を借りるんは、これで2度目やな』と龍が頭から血を流し、美久に肩を貸してもらっている回想シーンが描かれている。
個人的な予想だが、これが二人の初めての出会いなのではないか?と思っている。
回想シーンは不死身の龍と呼ばれる伝説を作った日なのではないか?
コミック1巻の第1話で、警察に職務質問をされる龍。
龍を見て、警察は不死身の龍の解説をしている。
内容は、一晩に単身丸腰で抗争相手の事務所を十ヵ所潰した伝説のヤ〇ザと説明書きと、血だらけで鬼のような龍の姿が描かれている。
一人で十ヵ所の事務所を潰して死ななかったことで、”不死身の龍”と呼ばれるようになったようだ。
しかし、十ヵ所も事務所を一人で潰して無傷で済む訳はない。
この伝説を作った日、路地裏で倒れている龍を見つけ、病院に連れて行ったのが美久だったのではないだろうか。
最後に
原作ではまだ馴れ初めについては触れられていない。
今後少しずつ回想シーンを交えながら、馴れ初めが明かされていくことになるだろうが、それがいつになるかは検討もつかない。
しかし、必ず馴れ初めについて描かれることは間違いないと思うので、今後も要チェックして頂きたい。
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