紙媒体の本を長年愛用していた私ですが、本の置き場が無くなって来たことを理由に少し前に電子書籍に切り替えました。切り替えたばっかりの時はスマホ1台で何冊もの本を読めるので便利だな~って思っていましたが一つ問題が……。
その問題は「目が疲れる」と言うこと。
スマホで電子書籍を長時間読んでいると目がショボショボしたり、目の奥が痛くなったり、目の充血にドライアイなど電子書籍に切り替えた当初は色々悩まされました。
それでも本が読みたい私は多少の目の疲れは我慢することにしそのまま読み続け、スマホなので暗い所でも読めてしまうと言うことで寝る前に布団の中で読んだりと目を酷使し続けました。
その結果、短期間で視力は0.7→0.4とガタ落ちしてしまいました。私のように寝る前に何時間も暗い空間で電子書籍を読み続けるような真似をしなければ視力が急にガクッと下がることはないかもしれませんが、目の疲れは私生活において解決すべき問題です。
そこで今回は目の疲労を軽減できる目に優しい「電子書籍端末(リーダー)」を紹介します。
電子書籍端末(リーダー)ってタブレットと違うの?

電子書籍端末は主に電子書籍リーダーと呼ばれ、電子書籍を読むことに特化したタブレットと思ってもらえば良いかと思います。電子書籍を読むことに特化しているので基本的にそれ以外の目的での使用はできないです。
タブレットは電子書籍端末と違い、スマホの大きい版でメールやインターネット検索、YouTubeなどアプリを取り入れて電子書籍以外にも様々な用途で使える代物です。
電子書籍端末は基本的に一つの電子書籍サービスにしか対応しておらず、Amazonの「kindle」であれば「kindleストア」でしか対応できない使用となっています。
タブレットは様々なアプリをインストールすることができるので、複数の電子書籍サービスを利用することができます。
最後に大きな違いとして、電子書籍端末は白黒のみ、タブレットはカラーも読めると言った違いがあります。ファッション雑誌やカラーがある本を楽しみたい方はタブレット、小説や白黒漫画を楽しみたい方は電子書籍端末を使用するのが良いかと思います。
上記で説明した通り、電子書籍端末はタブレットのようでタブレットとは別物です。
またどこかでお話するかもしれませんが注意点として、電子書籍端末を購入する際は自分が使用している電子書籍サービスが対応した電子書籍端末を選ぶこと、電子書籍サービスをまだ使用していないのであれば気に入った電子書籍サービスが対応した電子書籍端末を選ぶことに注意しましょう。
・電子書籍に特化したタブレット
・電子書籍以外の使用は基本できない
・対応した電子書籍サービスでしか利用できない
・白黒のみ対応
【タブレット】
・電子書籍以外の様々な用途で使える
・色々な電子書籍サービスを利用できる
・カラー対応
目の疲労を考えれば「電子書籍端末」一択な理由について

出典:Amazon.co,jp
電子書籍端末とタブレットの違いを読んで頂いた方のほとんどは「タブレットの方が使い勝手良さそう」と思うと思います。と言うか100%思うと思います。
言ってしまえばタブレットとの違いが電子書籍端末を選択する際のデメリットのようなものですからね…。
しかしよく考えてみて下さい。
ここで問題視しているのは電子書籍を読むことで起こる「目の疲労」についてです。
タブレットはスマホを大きくしたような物で、確かに電子書籍端末より色々な使い方ができて便利な代物だと思いますが、「目の疲労」に関してはスマホを大きくした代物なので特に改善される訳ではありません。
そこで目に優しくて電子書籍を読むことに特化した「電子書籍端末」がおすすめと言う訳です。
タブレットがいいな~と思った方は是非こちらの記事を参考にしてみて下さい。
E Ink(イーインク)ディスプレイのおかげで目に優しい
電子書籍端末に採用されているのが E Ink(イーインク)ディスプレイ、「電子ペーパー」とも呼ばれています。この E Ink(イーインク)ディスプレイが非常に目に優しく、目への刺激が非常に少ないと言われております。
なぜ目に優しいかと言うと、バックライトを全く必要としない作りで、本来の本を読む感覚で読めるのでブルーライトの影響を全く受けないからです。
スマホやタブレットは画面が発光して画面を映しますが、電子書籍端末は周りの光を反射して目に届けるのでブルーライトの影響が0と言うことです。
本物の本のように周りの光を反射して目に届けているので、室内の明るさによって画面が暗くなって読みにくくなることもありますが、電子書籍端末にはライト機能があるので暗い場所でも読むことができます。
簡単に言うとスマホやタブレットを見続けて目が疲れる原因が「光が直接目に入るから」なんですが、その点電子書籍端末は「画面自体が発光しない」ので目が疲れにくいと言うことです。
目に優しい以外の電子書籍端末がおすすめな理由

電子書籍端末がおすすめな大きな理由として「目に優しい」なんですが、他にもおすすめできる理由があります。
・バッテリーが長持ち
・価格が以外と安い
この2つが「目に優しい」以外の電子書籍端末でおすすめできる理由となります。
必然的にスマホとタブレットと比較になってしまいますが、スマホやタブレットで電子書籍を読んでいると4~5時間程使用するとバッテリーが無くなってしまいますが、電子書籍端末の場合は一度満タンに充電すると数週間使用することができます。
スマホ、タブレットが4~5時間に対して、電子書籍端末は168時間以上使用することができるってすごくないですか?
充電するの忘れちゃった…とか、丁度いいとこなのに充電しながらとか不自由…、出先で電池切れ…なんてことがほぼ無いのは電子書籍端末の強みです。
また価格が安いのもタブレットでも人気なiPadは最安値でも40.000円前後ですが、kindleの電子書籍端末は8.980円から購入ができます。約30.000円も差があるのでいかにお手頃かわかりますよね。
上記で挙げた2つ以外にも、防水機能がついているモデルが発売されていたり、タブレットよりも電子書籍端末の方が比較的軽く持ち歩くのに適しています。
全てを総評して、読書に関しては「電子書籍端末」がタブレットよりも良いと言えますね。
おすすめの電子書籍端末の紹介
いかに目に優しい電子書籍端末がおすすめかこれまで紹介して来ましたが、ここからはおすすめの電子書籍端末本体を紹介して行きます。
価格は手頃とは言え、性能が良い物であれば多少は高くなりますし、使用している電子書籍サービスによって対応している電子書籍端末を選ばなければなりません。
ここで何点か紹介しますので自分に合った電子書籍端末を購入しましょう。
kindleの本が読める電子書籍端末の紹介

出典:Amazon.co,jp
誰もが知っている、誰もがお世話になっているであろうAmazonの電子書籍サービスが「kindle」です。
最近では「kindle」と言う単語が頻繁に見かけるようになる程浸透している電子書籍サービスです。
そんな「kindle」で読めるおすすめの電子書籍端末を紹介します。
Amazon kindleシリーズ

出典:Amazon.co,jp
サイズ、容量、解像度、防水があるかないかで値段は変わりますが、1番安いモデルで8.980円となっております。
kindleは明るさ調節が優秀で、他の電子書籍端末と比べても目に優しいと評判で、値段もお手頃なのでかなりの人気があります。電子書籍端末入門に持ってこいのシリーズです。
予算に余裕があるならハイスペックモデルのOASISを選べば間違いないですが、最安値のモデルでも十分使い勝手が良いです。
容量については8GBと32GBの選択ができますが、沢山本を読む方は断然32GBがおすすめです。
楽天ブックスが読める電子書籍端末の紹介

出典:楽天ブックス
楽天の電子書籍サービスが「楽天ブックス」です。kindle程浸透してはいませんが、Amazonに次ぐネット販売の大手の楽天の電子書籍サービスなので、kindle同様に楽天ブックスも充実しています。
普段楽天でお買い物をしている方は楽天ブックスが対応している電子書籍端末が良いです。
koboシリーズ

出典:楽天ブックス
koboシリーズは解像度が高く、細かい所まで綺麗に映してくれるので漫画を読むのに適した電子書籍端末と言えます。
また6インチと小さいサイズがあるので、通勤や通学時の持ち運びに適しています。
予算に余裕があるのであればFormaと言うモデルが良いです。8インチの画面で見開きで読むことができますし、防水機能が搭載されているので特におすすめです。
複数の電子書籍サービスを利用できるBOOXシリーズ

出典:楽天ブックス
これまでの電子書籍端末はそれぞれ特定した電子書籍サービスでしか読めませんでしたが、BOOXシリーズは様々な電子書籍サービスで購入した本が読めます。
この電子書籍端末があれば、色んな電子書籍サービスが利用できるので中々規格外の代物です。
BOOXの特徴として軽いし薄いし、電子書籍を読むだけじゃなく専用のペンを使ってメモ帳としても使え優れた端末となっています。
言ってしまえば、このBOOXは従来の電子書籍端末の進化した姿と言ってもいいです。
まとめ
スマホやタブレットで電子書籍を読むより目に優しい電子書籍端末がおすすめだと、これまでお話してきましたがいかがでしたでしょうか?
ここ最近、紙媒体から電子書籍に切り替える方が非常に多く、切り替えたばかりの方の多くは慣れない電子書籍で長時間読むと目に疲労を感じる方がいるかと思います。
目の疲労に悩まされない快適な電子書籍生活を想像してみて下さい。
想像した生活を送りたいなら目に優しい「電子書籍端末」に切り替えましょう。
私は電子書籍端末に切り替えたことで快適な電子書籍生活を送れています。
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