「転生したらスライムだった件」/9巻 国の繁栄とリムルの旅立ち ネタバレ

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「転生したらスライムだった件」月刊シリウスコミック公式

「転スラ」8巻のネタバレレビュー

登場人物の紹介

リムル・テンペスト
元は三上悟(みかみさとる)と言う人間だったが、通り魔に包丁で刺され死んでしまう。死後、異世界転生を果たし強力なスキルを持った”スライムとして生まれ変わる。魔物の国”ジュラ・テンペスト連邦国”の代表となる。

ヨウム
ファルムス王国の調査団団長であったが、柄は悪いが仲間から慕われる優しい心の持ち主。リムルの提案から、”豚頭帝”(オークロード)を倒した英雄として生きることになり、リムル達の町を宣伝して歩くことになる。

ガゼル・ドワンゴ
武装国家”ドワルゴン”の現王。リムル達の国”ジュラ・テンペスト連邦国”と国交を結び、剣の師匠が”白老”(ハクロウ)と言うことからリムルを弟弟子と呼び、リムルを慕っている。

シズエ・イザワ
”魔王レオン・クロムウェル”によって、地球から異世界転生を果たした日本人。”爆炎の支配者”と呼ばれる英雄であったが、冒険者を引退しどこかの国で若手を育成していた。体の限界から、体内の精霊イフリートが暴走し、リムルがイフリートを吸収したことで寿命を迎える。今はリムルの体内に吸収されている。

「転生したらスライムだった件」9巻各話あらすじ ※ネタバレあります

第40話 獣王国との交易

魔王カリオンからの提案で、”魔国連邦”(テンペスト)と”獣王国ユーラザニア”はお互いに使節団を派遣することになった。使節団には幹部候補のホブゴブリン数名にまとめ役としてリグル、そして団長としてベニマルを使節団として行かせるこのになった。

ユーラザニアと良い関係が築ければ、正式に国交を結べる日も近くはないと言うことで、盛大に使節団を送る式を行うリムル達であった。そして使節団を送り出した後、ユーラザニアからの使節団をもてなす準備をしている頃、英雄として活動しているヨウムがテンペストに帰って来るのであった。

数日後、ユーラザニアからの使節団がやって来る。

三銃士の一人、”黄蛇角(おうだかく)のアルビス”がリムルに丁寧に挨拶をするが、同じく三銃士の”スフィア”は弱小なスライムが盟主で卑怯な人間と仲良くしていることを挙げ突っかかり、それを聞いていたシオンが挑発に乗り、スフィアと戦うことになる。

巻き込まれた形になるが、ヨウムもユーラザニアの魔人と戦うことになる。

互角の戦いをする4人。それを見かねたアルビスが止めに入り戦いは終わる。どうやらわざと嗾け、リムル達を試していたみたいで、試した結果合格だったようだ。

しかし、スフィアに放とうとした魔力弾を消すことができず膨張してしまいリムルに助けを求めるシオン。リムルは自分に向かって撃てと言い、シオンがリムルに向かって魔力弾を放つとそれを全て吸収してしまうリムルであった。

その夜、ユーラザニアの使節団をおもてなしするリムル達。アルビスとスフィアはリンゴで作ったブランデー(お酒)を気に入っている様子。リムルは果物は試験的にしか作ってないことから、リンゴのブランデーはあまり作れないと話すと、ユーラザニアの果物を融通してくれるなど、初めての国交はうまく行きそうな様子であった…

第41話 ガゼル王の招待(前編)

使節団の到着から数日してアルビスとスフィアは帰って行ったが、彼女らの配下は残りテンペストの技術を学んでいるようだ。更に数日後、ユーラザニアに送った使節団が帰り、リムルに報告をしている。

ユーラザニアの兵は、魔王カリオンと獣王戦士団の影響もあり皆強く、果物の栽培がとても盛んらしい。

ベニマルからの提案で、次の使節団はリグルを団長にして欲しいと申し出があった。ベニマル曰く、魔王カリオンは信用できる人物だと判断できたこと、リムルが不在の時に国を守る者として残りたいと言うことからだった。

翌日、リムルは武装国家ドワルゴンへ向かう。

今回の旅にはシオンとシュナ、馬車を引くランガ、カイジンとドワーフ3兄弟、ゴブタ率いるゴブリンライダーを連れて行くことになった。

ドワルゴンに着くと、丁重に対応をされるリムル達。王の間へ行き、ガゼル王と話になる。カリュブディスとの戦いで高出力の魔法兵器を隠しているのでは?とガゼル王に問い詰められるリムル。それは魔王ミリムによっての攻撃であって、魔法兵器はないと言うが、信じられない様子であったがガゼル王は信じてくれるみたいだ。

またユーラザニアと国交を結べるかもしれないと報告し、ガゼル王から国交を成功させ酒を融通させるように頼むガゼル王。

その後、明日の演説の為に練習をするリムルであった…

第42話 ガゼル王の招待(後編)

一夜明け、この日はドワルゴンとテンペストの友好宣言の式典を行う日となっている。書面上では友好関係にあるが、この式典は国民に対して友好関係にあることをアピールする場である。

リムルはドワルゴンの民に、人と魔物の橋渡しになるような国家築きたい、共存共栄ができているドワルゴンは目標、新たな友として受け入れて欲しいと挨拶をするのであった。

その夜、「約束の地」へとシュナとシオンには内緒でゴブタとゴブリンライダーを連れ向かうのであった。それは1巻でカイジン達と行ったエルフの店である。カイジン達とも合流し、楽しく飲み明かすのであったが、ゴブタの部下のゴブゾウがシュナに全て話してしまい、リムルがエルフの店に行ったことがバレてしまう。

素直に謝るリムルであったが、1週間シオンの朝ごはんを食べることになるのであった…

第43話 人間の国へ

リムルはスライムになって眠ることが必要なくなったが、意識を手放すと子供達の夢を見るようになった。でもそれはリムルの記憶ではなく、シズエの記憶をであり、夢の中のシズエは”イングラシア”とリムルに伝えているのであった。

リムルは会議室に皆を集めると、人間の国に行くことを皆に伝える。影にランガを潜ませ、ソウエイの分身体をリムルの連絡役として付けることになった。その他、案内役としてブルムンド王国の冒険者のカバル達にお願いすることになった。

皆はリムルを心配するが、人間の国に魔物が大勢で行っても騒ぎになるだけだからと今回はこのような形にするようだ。

目的は夢で見た子供達だが、ベスターが作った回復薬の販路の確保も目的の一つである。

そしてカバル達がテンペストに到着した後、リムルは村を皆に任せ、人間の国へ向かう。道中色々ありながらもブルムンド王国へ到着するリムル達であった…

10巻に続く…

「転スラ」10巻のネタバレレビュー

「転生したらスライムだった件」9巻を読んだ感想

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ユーラザニアとの国交もうまく行きそうな気配がありつつ、ドワルゴンとの国交も順調で国の盟主として役割をきちんと果たしているリムルはすごいの一言。
転生する前も優秀な人材だったんだろうな~と思いながら、「転スラ」9巻を読み終わりました。

そう思う位、9巻は国についての内容が多く、国の盟主としてのリムルの活躍が見れる1巻となっておりましたね。

また、1巻でゴブタにエルフの店に連れて行くと約束したことをちゃんと覚えていて、ゴブタ達とエルフの店に行く話もとても面白く見れました。あの時を思うとまさか国の盟主になって戻って来るとは思わなかったので、「転スラ」も話が進んだなと考え深い気持ちになりました。

まとめ

以上、「転スラ」9巻のネタバレレビューでした。国の盟主となったリムルの活躍を見れる1冊となっております。戦いのシーンはあまりありませんが、ジュラ・テンペスト連邦国が大きくなる過程を見れる内容となっておりますので、是非!見てみてはいかがでしたでしょうか?

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