「転生したらスライムだった件」/7巻 英雄誕生⁈魔王の企み ネタバレ

「転生したらスライムだった件」月刊シリウスコミック公式

「転スラ」6巻のネタバレレビュー

登場人物の紹介

リムル・テンペスト
元は三上悟(みかみさとる)と言う人間だったが、通り魔に包丁で刺され死んでしまう。死後、異世界転生を果たし強力なスキルを持った”スライム”として生まれ変わる。魔物の国”ジュラ・テンペンスト連邦国”の代表となる。

ミリム・ナーヴァ
十大魔王の一人で最古の魔王。頭も見た目も幼く可愛いが魔王の中でも一際強く、危険度のランクでも一番高い”天災級”(カタストロフ)の位置付けである。リムルを親友(まぶだち)と呼んでいる。

フューズ
ブルムンド王国の自由組合支部長(ギルドマスター)。”豚頭帝”(オークロード)の出現と討伐を聞き、調査の為リムルの元を訪れる。

ヨウム
ファルムス王国の調査団団長。ガラは悪いが心優しい一面がある。

クレイマン
十大魔王の一人。陰で何かを企みリムル達を問題に巻き込んでいる張本人。”豚頭魔王”(オークディザスター)出現の黒幕でもある。

「転生したらスライムだった件」7巻各話あらすじ ※ネタバレあります

第32話 ミリム旋風(後編)

突如現れた魔王ミリム・ナーヴァ、計り知れない力を持つミリムだが見た目や行動は幼く、リムルを親友(まぶだち)と呼び町に住むと言い出し不安が残るリムル。

仲間達も魔王ミリムの動向も気になるが、他の魔王達の動向も気になる様子。魔王同士は仲間ではなく、お互いがけん制し合う間柄らしく、ミリムと友好関係を結んだことで他の魔王にはミリムの配下に加わったと思われる可能性がある。
今までミリムは配下を持ったことがなかったのに、リムルが配下に加わったことでミリムの勢力が増し、魔王達の均衡が崩れてしまう。
それを面白くないと思う魔王も出て来ることを懸念するが、ソウエイは”魔王ミリムと敵対するよりは他の魔王と敵対した方がまだマシだ”と言う。

そして魔王ミリムの担当はリムルと暗黙のルールが作られた。

ミリムをシュナに預けている間、リムルとカイジンは研究所へ行く。研究所には「転スラ1巻」でリムルとカイジン達を罠に嵌めようとした”ベスター大臣”が研究をしているのであった。

ガゼル王が戻った二日後、ベスターを連れガゼルがまた町にやって来て、ベスターをリムルの元で働かせるよう任せられた様子。ベスターは心を入れ替え研究に専念してくれているようだ。

ベスターが開発した”完全回復薬”(フルポーション)を見た後ミリムの元へ戻ろうとしたリムルは、町の中から大きな火柱が見え、何か不穏な予感をするのであった…

第33話 魔王達の企み

町の騒動に駆け付けたリムルは現場に先に駆け付けていたソウエイから状況の説明をさせる。ソウエイ曰く、魔王カリオンの配下である魔人が複数人町にやって来ており、対応したリグルドがリーダー格の魔人に突然殴られ怪我をしてしまったと言う。

とリムルが状況を聞き現場を見ると、そこにミリムの姿と倒れている魔人とその他魔人がいる。

話ができる場所に移し要件を聞くと、リーダーの魔人の名は”ファビオ”と言い、”大賢者”曰く魔素量はベニマルを上回る程の猛者であることがわかった。

リムルを”スライム”呼ばわりし雑魚扱いをするファビオに対し、国の代表としての対応をするリムル。

ファビオの要件の内容は、リムル達を魔王カリオンの配下にスカウトしに来たと言う。正確には”豚頭帝”(オークロード)とリムル達の残った方をスカウトしに来たようだ。リムルはファビオに日を改めて連絡して欲しいと伝え、ファビオ達を帰すことにする。

その後、リムルはミリムからうまいこと情報を聞き出すことに成功する。ゲルミュッドが名前をつけて回っていたのは、ミリムを含む4人の魔王が傀儡の魔王を誕生させる計画だったようだ。

魔王ミリムの襲来と共に、リムルの町を飲み込んでいくのであった…

第34話 魔物の国に集う者達

領土の一部がジュラの森に接している大国”ファルムス王国”の領土を収める領主は”豚頭帝”(オークロード)がリムルの手によって倒されたことを知らず、出現した可能性が高いことを聞き慌てふためく。

しかし、調査団を組むお金がないことから矯正施設で働く荒くれもの達を強制的に借り出し、辺境調査団を作るのであった。その辺境調査団の団長の名は”ヨウム”と言う。

ミリムがリムルに餌付けされている頃、ブルムンド王国の自由組合(ギルド)の冒険者”カバル”達と自由組合支部長(ギルドマスター)の”フェーズ”は、リムルの元へ向かう途中、魔物に襲われ必死で逃げていた。

辺境調査でジュラの森にやって来ていた”ヨウム”達は、カバル達が襲われているの発見し助けに入る。

魔物と交戦中、ヨウムの剣が折れ危ない場面で食料調達で森に出ていたゴブタによって助けられ、リムルの元へ招待されるのであった。

ブルムンド王国の自由組合支部長(ギルドマスター)のフェーズは、ソウエイの伝達によって”豚頭帝”(オークロード)がリムルによって倒されたことを聞かされていたが、魔物の国の主である”スライム”で”豚頭帝”(オークロード)を倒す程の力があることから、人間に危険があるのは変わらないと言うことでリムルが人間にとって害がある存在なのか見極めに来たと言う。

ヨウム達は元からファルムス王国の領主に従うつもりは鼻から無かったらしいが、国の住人の達の為に”豚頭帝”(オークロード)の情報を調べに来ていたと言う。ガラが悪い連中だが、根は優しいようだ。

そんなヨウムを見てリムルは”英雄にならないか?”と提案するのであった…

第35話 ヨウム英雄化計画

リムルはヨウムに英雄になることを提案し一同唖然とする。リムルはフェーズが言った通り”豚頭帝”(オークロード)を魔物が倒したとなると人間にとって脅威が去ったとは言い難い。そこでヨウム達に”豚頭帝”(オークロード)を倒したことにし、ヨウム達に食料や武器、防具を提供したのが魔物の国と言うことにすれば人間とも良い関係を作れるのでは?と言うことだった。

フェーズはその提案に協力すると前向きな様子だが、ヨウムは英雄とかそう言うのは自分の柄じゃないと言い考える時間が欲しいと言う。

町を探索するヨウムは、町の住人がみんなリムルを慕っているの見てリムルを信用しても良いと判断し、英雄になるリムルの提案を引き受けることにしたのであった。

ヨウムは英雄になる体裁を整えるべく、準備をするのであった。

一方、ジュラの森の動向を探る”クレイマン”は、監視を命じている謎の女性からリムル達の行動を聞くと、女性の心臓は私が握っていると脅しているようだ。

中庸道化連(ちゅうようどうけれん)の”ティア”と言う謎の人物から、”魔王フレイ”が悩んでいることがわかったと報告を受けるクレイマン。

どうやら昔勇者に封じられたと言われる”暴風大妖禍”(カリュブディス)と言う生と死を繰り返す天空の支配者が復活すると言うことであった。

それを聞いたクレイマンは何か企んでいるような顔で、ファビオをカリュブディスの依り代にしようとするのであった…

8巻に続く…

「転スラ」8巻のネタバレレビュー

「転生したらスライムだった件」7巻を読んだ感想

魔王の動きが活発になってきたのが目に見えてわかりました。それにミリムの強さはとても強大だと言うこともわかりましたね(笑)
容姿だけを見ればとても可愛い女の子、でもめちゃくちゃ強い…、人は見た目で判断してはいけないってことですね!

7巻から初登場の新キャラ”ヨウム”ですが、これから何か鍵を握るようなキャラになるのでしょうか?これからリムル達と人間を繋ぐ、英雄として活動していくのだと思いますが、個人的にはまあそこまで重要なキャラではないのかな?と言う印象でしたね。

また度々登場するクレイマン、今回も何か企んでいるようですね。次はカリュブディスとか言う魔王フレイも焦っているような強敵出現の予感ですが、なんとなくミリムがいれば大丈夫そうと思ってしまうのは私だけでしょうか…?(笑)

と言った感じで7巻も面白く読めました!8巻も期待して読んでいきたいと思います!

まとめ

以上、「転スラ」7巻のネタバレレビューでした。2021年1月(現在)、アニメ転生したらスライムだった件の2期が大好評配信中です。漫画で面白いなと思った方は是非、アニメでも見てはいかがでしたでしょうか?

最新情報をチェックしよう!