青春を求めたい方におすすめ!?スラムダンクのみどころ等について紹介

  • 2021年1月29日
  • 2021年2月19日
  • 漫画
原作者は井上雄彦さんで、週刊少年ジャンプに掲載され、やがてアニメ化もされました。
最近では長い年月を経て映画化が発表され話題に。
1990年代に話題となった作品「スラムダンク」について、おすすめポイントを紹介していきます。

スラムダンクのあらすじ

神奈川県立湘北高校に入学した桜木花道は、同級生である赤木晴子と出会いバスケットボールの道へ進むことに。
しかし、晴子の兄である赤木剛憲が花道にバスケの誇りを汚されたとして、1on1(ワンオンワン)で勝負することになり、花道はそこでバスケの隠れた才能の一部を見せる機会を公衆の面前で見せつけることになる。

どうしてもバスケ部に入りたい花道はゴリ(赤木剛憲のこと)に許しを請うためにボランティア活動を地道にこなして、なんとか入部を許可してもらった。
花道の正式加入によって物語が進みだし、他校との試合で実力と精神面など徐々に成長していくことになる。

主要な登場人物とみどころについて紹介

みどころは大きく分けると3つあります。

1つ目は主人公である桜木花道が素人同然のバスケスキルをどのように発展・昇華(技を磨く)させていくのかについて。
スポコンアニメやスポーツドキュメントアニメなどによくありますが、主人公がどんな過程を経て強くなっていくのか気になるところですよね。
バスケの世界で各上にあたる陵南高校との練習試合で花道の弱点が暴露され、そこを突かれても暴力を振るわずバスケという枠組みの中で強くありたいと願う姿は、大まかにはバスケ初心者にとって思うところがあるかもしれません。

2つ目はライバルキャラクターである流川楓とのやりとり。
これは花道が好きになった晴子が流川に好意を寄せていたことが、花道が流川を一方的にライバル視した大きな要因でした。
恋愛的な事情とバスケがうまいやつがモテるという花道流の解釈が、人間ドラマを生むところがスラムダンクの世界観に視聴者の目を引き寄せている要因になっているはずです。

3つ目はバスケの試合展開の流れ、スラムダンクの肝と言われる部分と言っても過言ではありません。
特に練習試合ではなくガチの大会で繰り広げられる湘北VS陵南戦は、お互いの意地のぶつかり合いと生き残りがかかっていることから、試合展開がものすごいです。
ハラハラドキドキさせられる試合展開にはとても言葉では言い表せないほどの重厚感があります。

登場人物としては花道と流川、ゴリと晴子、のちに登場する安西監督に注視すれば、スラムダンクの内容はだいたい理解できます。

スラムダンクを読んだ感想について

不良とバスケの要素が融合した見事な作品だと思いました。
結論から言えば、総合的に面白いです。

花道が流川にちょっかいを出すと、流川は何らかの形でやり返す、半沢か!
倍返しという概念はないものの、流川にもそれなりに意地があるところがキャラクターを引き立たせてくれていると感じました。

またバスケの試合中の流れ、特に山王戦ではラスト1分間が1時間、いや1日を感じさせるほど濃縮されていて、ものすごかったです。
これが死闘であり、死力を尽くした戦いなのだと思いました。

実際のスポーツの現場でも、見えないところで死闘を繰り広げられることを考えると、実にスラムダンクはそういった意味で我々に見える形で具現化してくれた作品だと考えます。

まとめ

ここまで、おすすめの漫画「スラムダンク」について紹介してきました。
こちらの作品は単行本では全31巻で完結、その後にリリースされた完全版は全24巻、新装再編版は全20巻となっています。

スラムダンクの人気度の上昇は、1990年代にあまり栄えていなかった日本のバスケットボール界を元気づけたこともまた事実。
それだけ多くの人の心を惹きつけたわけです。
機会があったら、またイチから見てみたい作品です。

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