「転生したらスライムだった件」/1巻 異世界漫画の代表作! ネタバレ

「転生したらスライムだった件」月刊シリウスコミック公式

登場人物の紹介

三上悟(みかみさとる)
37歳独身で童貞、通り魔に包丁で刺され死んでしまう。異世界転生を果たし”スライム”として生まれ変わる。

・リムル・テンペスト
三上悟が転生した後の”スライム”。”暴風竜ヴェルドラ”から”リムル”と言う名を貰う。三上悟として死ぬ前、ユニークスキル”大賢者”、”捕食者”と言う強力なスキルを与えられる。

・暴風竜ヴェルドラ
この異世界に4体しか生息しない竜種の内の1体である。300年前、勇者との戦いで勇者のスキル”無限牢獄”を受けてしまい、ジュラの森の洞窟から出られない。

・リグルド
リムルが助けたゴブリン村の長。リムルから名前を貰いホブゴブリンとなり、リムルの命名でゴブリンロードを任せられる。

・ランガ
ゴブリン村を襲いに来た牙狼族のリーダーの息子。リムルによって牙狼族のリーダーが消された今ではリムルとゴブリン達と共に生活をし、牙狼族のリーダーを務める。

・カイジン
ドワーフ大国”ドワルゴン”で武器製造職人をしている。

「転生したらスライムだった件」1巻各話あらすじ ※ネタバレあります

第1話 死亡~そして転生

大卒、大手ゼネコン会社で働く37歳独身の”三上悟”は、通り魔に後輩を庇った際に包丁で背中を刺されて死んでしまう。悟は”スライム”となって異世界に転生され、転生される際に強力なスキルを得られていたようだ。

洞窟の中で彷徨っていたいた悟は、”暴風竜ヴェルドラ”と名乗る竜と出会い友達となる。友達の証に、ヴェルドラには”テンペスト”(ファミリーネーム的な)、悟には”リムル”と言う名前をお互いに与え合う。

ヴェルドラは勇者との戦いで”無限牢獄”と言うスキルを受け洞窟から出られない、それを聞いたリムルは”捕食者”のスキルを使い体内にヴェルドラを収納しその場を後にする…

第2話 ゴブリン村の守護者

”暴風竜ヴェルドラ”を”リムル”が収納したことで、”ブルムンド王国”は魔物の活性化や近隣国の警戒することになる。

その頃リムルは洞窟で探索をしていた。魔物を倒しスキル”捕食者”で倒した魔物を捕食することで、捕食した魔物のスキルを覚えること、その魔物に擬態することが可能になる。洞窟から抜け出すことに成功するリムル。

獲得したスキルの練習をしながら森の中を進むとゴブリンの群れに遭遇する。ゴブリン達は強大な魔素を持つリムルに怯える様子を見せるが、リムルにゴブリンの村の助けを求める。

ゴブリン達の話によると、”暴風竜ヴェルドラ”が消滅(リムルが収納)したことで近隣の魔物が縄張りを求め、この森に目を付けている魔物が多数存在すること。牙狼族が頻繁にゴブリンの村を襲って来て、とてもじゃないが守り切れないということでリムルに助けを求めているようだ。

リムルが見返りは何か問うと、ゴブリンの長は忠誠を誓うと言う。
そこに牙狼族がゴブリンの村を強襲、リムルはゴブリンの村の守護者として立ち上がる…

第3話 牙狼族の主

洞窟内で草を大量に所持していたリムル、実はその草は回復薬の原料であることを”大賢者”に教えられ、その草を使い体内で回復薬を生成し負傷したゴブリン達を治療していくリムル。

その間ゴブリン達はリムルに命じられ村の柵を作り、準備が整った所で牙狼族が村を襲って来るのであった。リムルのスキル”鋼糸”(こうし)で牙狼族の動きを鈍らせ、そこにゴブリン達が矢を放ち牙狼族を撃退していくリムル達。

そして牙狼族のリーダーをリムルは”粘糸”(ねんし)で動きを止め、”水刃”(すいじん)で倒し、牙狼族を撃退することに成功する。残った牙狼族達はリムルの配下と加わることとなる。

リムルはゴブリン達と牙狼族に名前が無いことを不便に思い、全員に名前を与えることにする。しかし名前を与えると魔素を消費するらしく、全てのゴブリン、牙狼族に名前を与えるとリムルの魔素は底を尽き3日間低位活動状態(スリープモード)になってしまう。3日後、リムルが気が付くと村のゴブリンや牙狼族の姿が大きく変わっていた…

第4話 目指せドワーフ大国

魔物に名前を与えると、雄ゴブリンは”ホブゴブリン”、雌ゴブリンは”ゴブリナ”と言ったように進化することがわかった。ちなみに牙狼族は”嵐牙狼族”(テンペストウルフ)へと進化していた。

村の主となったリムルは、村のみんなを集めルールを設けることにした。1つ目は”仲間内で争わない”、2つ目は”強くなったからと言って他種族を見下さない”、3つ目は”人間を襲わない”これらをルールとし、村のみんなに言い伝える。そしてゴブリン村の長であった”リグルド”を”ゴブリンロード”に任命する。

村の発展の為に”技術者”を求め、ドワーフ大国”ドワルゴン”へ向かうことにするリムル。

”ドワルゴン”へ行ったことがあるホフゴブリンの”ゴブタ”を連れリムルは入国審査の為に列に並んでいると、リムルとゴブタは人間に絡まれてしまう…

第5話 ドワーフの職人

入国審査の為に列に並んでいたリムルとゴブタは人間に絡まれるが、リムルが”嵐牙狼族”(テンペストウルフ)に擬態し”威圧”してしまったせいで他の人にまで被害で出てしまった。この件のせいで牢に入れられてしまうリムル達。

警備隊隊長”カイドウ”がリムル達に事情を聞いていると、カイドウの知り合いが鉱山で採掘中、魔物に襲われ深手を負ったと情報が入る。しかし戦争の準備で回復薬があまり無い状況で、それを聞いたリムルは”捕食者”で蓄えてあった回復薬を譲り、カイドウの知り合いを助けることでカイドウの信頼を得ることができた。

翌日、無事釈放されたリムルは武具製作職人であるカイドウの兄”カイジン”を紹介してもらう。しかしカイジンはベスター大臣に無理難題を押し付けれ陥れようとされていた。

魔鋼(まこう)を使ったロングソード20本納品しなければならないカイジンだが、ベスターに魔鋼を買い占められ納期に間に合わない。それを見かねたリムルが”大賢者”を使い、魔鋼を使ったロングソードを複製することに成功しカイジンを助け、ゴブリンの村へスカウトするのであった…

第6話 運命の人

カイジンが助けてもらったお礼に綺麗なエルフがいるお店で打上げをすることになる。スライムはエルフに人気のようだ。

エルフに”運命の人”について占いをしてもらうことになるリムル、水晶に移ったのは生前最後に見た夢に現れた美少女(美少年)に似た女性である。カイジンによるとその女性は”爆炎の支配者”と呼ばれる”シズエ・イザワ”と言うらしい。前は自由組合”(ギルド)で英雄として活躍していたが、今はどこかの国で若手の育成をしているという。

そこにベスター大臣が現れる。魔物(リムルのこと)を店に入れていることにクレームをし、リムルに水をかけるなど悪態をつく。

それを見かねたカイジンがベスターを殴ってしまう。大臣を殴ってしまったことでこの国にいれなくなることを懸念するリムルにだったが、カイジンはリムルについて行くと決心を決める。

その2日後裁判が始まった…武装国家ドワルゴン現国王”ガゼル・ドワンゴ”を目の前にするリムル達の行方は…

2巻に続く…

「転スラ」2巻のネタバレレビュー

「転生したらスライムだった件」1巻を読んだ感想

異世界物と言えば、勇者として突然召喚されてチートスキルを使って無双するパターンが多い中、勇者ではなく一般的に最弱とされる魔物”スライム”として異世界転生するというのはとても斬新で面白い設定だと思いました。

まさかあの”スライム”が主役になる作品が出るとは思わなかったので、話題になった当時はとてもビックリしたことを覚えています。

転スラ1巻では、ゴブリン、牙狼族、ドワーフと言った仲間ができますが、これからどんな仲間が増えるのかすごく楽しみです。

また”暴風竜ヴェルドラ”の復活にも期待ですね!この異世界で4体しかいない竜種の内の1体と言う位なので相当強いはずですし、復活した後のリムルとどんなやり取りがあるのか個人的には気になります。

また最後に出てきた、ドワルゴン王国の現王”ガゼル・ドワンゴ”…
良い人なのか、悪い人なのか…2巻が早く読みたいです…!

まとめ

異世界転生シリーズで大人気の作品「転生したらスライムだった件」1巻のレビューでした。よくある異世界転生物に飽きて来た方に是非おすすめしたい作品です。
また一度読んだことがある方でも何度見ても楽しめる作品なので、この機会に是非読んで見てはいかがでしょうか?

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